探偵チームkz事件ノート〈旅行は知っている〉

＃１８ ページ19

アーヤside

ビーチバレーの試合が終わり、翼と黒木くんが入れ替わった。

小塚くんは休憩しに戻ってしまった。

若「2人いねぇからなー。どうすっか」

忍「普通に海に入ればいいんじゃ？」

と言う事で、念願の海へ突入！

上「うおっ！冷てえ」

黒「季節があれだからね。仕方ないさ」

「ひゃあ…、ほんとに冷たい」

皆が凍えてる中、若武は一人で必死に浮き輪を膨らませていた。

その時の顔が真っ赤で面白かった。

「若武って泳げるでしょ？なんで浮き輪なんて持ってきたの？」

若「泳ぐだけじゃつまらんだろうが」

まぁ、たしかにね。

私達はのんびり海に浸かって泳いでいた。

忍「なー、若武。浮き輪貸してくれよ」

忍がスイスイ泳いで若武の元へ行く。

気づいたら結構沖から離れていたので、私達は少し焦りながら沖へと戻った。

小「ただいま。あ、アーヤ、美門とそろそろ交代の時間じゃない？」

そう言われて私は急いで荷物置き場に戻った。

美「おつかれ、アーヤ」

「あはは、意外に疲れたよ。喉も乾いたし」

少し翼と喋ってから私は荷物置き場に腰掛けた。

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