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chapter , onehundred-five ページ9

「完全ふっかぁぁああ!!」


「おはよぉぉおおおお!!!!!」



熱が下がった。

ちょっと浮き足でリビングに向かうと何故か夏目さんが突進してきた。

なぜ、なぜこの人がこんな朝っぱらからいるんだ。朝苦手な筈でしょ…。

そう思って引き剥がそうとするけど離れてくれない。タコかこの人。


「夏目ちゃん、離してあげて」


「あれ、司さんも泊まってたんですか?」


「うん。心配だったからね」



フワッと撫でて頬笑む司さん。貴方は仏ですか。好きですもう結婚しましょう。

でも、それとは別に手を伸ばしながら目を見つめる。


「おはよ、A」


「彼方さん。おはようございます」


貴方じゃない。私が手を伸ばしたのは、



「おはよう、A」


「おはよ、翔琉くん」


翔琉くんだ。

なんだか久しぶりな感じがしてちょっと嬉しい。というか学校に行く準備しなきゃ。

うーむ、やっぱり翔琉くんかっこいい。

異国の王子様みたいな感じ。優しそうでって実際に優しいけど。

私だけに優しくしないで他の人も優しいって本当王子様みたい。てか私の語彙力のなさ。


「はぁ、Aちゃん天使」


「そろそろ離してくれると助かります」


「一生離さない」



ぐぐっと押し返そうとしてもぎゅううっと抱き付いてくる。

……



「言いましたね?」


「へ」


「ちゃんと責任持って結婚してくださいね?」


「は、はい!喜んで!!!!」



満面の笑みで答える夏目さん。

じょーだんに決まっとるやないかい。



 

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拳銃(プロフ) - 天然水さん» 早速のコメントありがとうございます!!えっ、好きだなんてそんな……((嬉しいです、更新頑張りますね!! (2019年4月5日 14時) (レス) id: 84de347a19 (このIDを非表示/違反報告)
天然水(プロフ) - 続編おめでとうございます!この小説すごく好きなので、更新頑張ってください(*^ ^*) (2019年4月5日 12時) (レス) id: 1a2852e490 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夏時雨 | 作者ホームページ:   
作成日時:2019年4月5日 10時

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