ユンギさんは甘えたい 【YG】

甘えたい 22. ページ23

YGside



『ゆ、ユンギくん？大丈夫？』

yg｢えっ、あ、いや、社長の息子って、すごい、ですね…｣

『いやいや！俺はユンギくんの方がすごいと思う！』




ユンギさん、からユンギくんに変わった呼び名に

慣れずに胸が鳴る。




家とか…豪邸なんだろうな。

でも気取ってない感じもすき。





yg｢いつか、昇格したりとかするんですか？｣

『んー、どうだろ、今は上の二人が頑張ってるし俺の出番はまだ後かも』




どうやら上の二人とは歳が離れているらしく

Aさんもそれぐらいの年齢になるまで

大した仕事は無いらしい。




ただの水を飲んでいるだけなのに

その横顔すらかっこよく見える。






『それより俺はユンギくんのことが聞きたい』




横を向けば俺を見ているAさんと目が合って

顔を近づけてきた。

ああ、だめだめ、そんな近くで見ないで。

好きって言っちゃいそうになる。





yg｢こ、答えれる範囲、なら｣




顔が赤いのが分かる。

好きな人に見られたらみんなそうなるでしょ。

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