第5話 ページ5
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今日もどんよりとした雲が広がる朝。
yg｢あ、昨日はどうも｣
『いえいえ！枯れたら言ってください、新しいお花と交換しますね』
重たい雲をも動かすようなキラキラの笑顔が今日も眩しい。
新しい花くれるのか。
いい歳した大人だが、次の約束ができたのはなんだか嬉しい。
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yg｢あれ、また紫陽花ですか｣
『あはは、すみません、でも前回のとは違うタイプですよ！色も違いますし』
たしかによく見れば咲き方がちょっと違う。
前回のより控えめな感じ。
紫陽花でもいろんなのがあるんだな。
まあ、梅雨の時期だし紫陽花ばっかなのも当たり前か。
嫌いじゃないし、悪くない。
yg｢あれ、まだ17時か｣
ある程度のノルマを終えて時計を見上げると、まだ日の落ちてない時間帯だった。
たまには早く帰って酒でも飲むか。
久しぶりに夕日が顔を覗かせている今、花屋の店員をじっと見つめてしまう。
yg｢花屋って何するんすか｣
『うわびっくりした！！あ、どうもすみません…』
俺の存在に気づいてなかったその店員は大袈裟なほど肩を跳ねさせた。
『あ、えーっと、お花売ったり、管理したり、たまに装花の依頼とかもありますよ』
yg｢花すきなんすか｣
『…！はい！！すっごく！』
ニカッと笑った表情は夕日にも負けない眩しさだ。
yg｢あ、すみませんいろいろ聞いて｣
『いえ、お仕事お疲れ様です』
最後の笑顔が妙に頭から離れず、どこか胸が鳴るような気がする。
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ぺんたごん - あわわわ！！！よずさんの作品本当に最高です！何回も読み直してしまいます...笑一回しか投票できないの残念です...。これからも頑張ってください！色々大変だと思いますが、いつも楽しみに応援します！ (2022年8月26日 22時) (
レス) @page11 id: 990b031283 (このIDを非表示/違反報告)
夜澄(よず)(プロフ) - しろくろさん» ま、まじですか、、嬉しすぎて大号泣です、、、ほんとにありがとうございます(TT)(TT) (2022年6月26日 1時) (レス) id: 8c262eb6f2 (このIDを非表示/違反報告)
しろくろ(プロフ) - 夜澄(よず)さん» 勿論です！何があっても読みます！今も全ての作品最初から読み返してます！！！ (2022年6月23日 19時) (レス) id: 1f4652784d (このIDを非表示/違反報告)
夜澄(よず)(プロフ) - しろくろさん» ぇぇぇぇ嬉しすぎます(TT)(TT) また余裕ができたらお話書きます(TT)その時もぜひお願いします(TT)(TT) (2022年6月23日 18時) (レス) id: 8c262eb6f2 (このIDを非表示/違反報告)
夜澄(よず)(プロフ) - 向日葵さん» わーんありがとうございます(TT)(TT) またお話思いついたらお話書かせて頂きます、、(TT)ありがとうございます(TT) (2022年6月23日 18時) (レス) id: 8c262eb6f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜澄(よず)
| 作成日時：2022年6月17日 0時
