押してダメならもっと押せ！【男主】

特殊な ページ38

THside



そろそろ寝ようかと配信を終えて、

キッチンに水を取りに行こうとすると

ソファに座っているAを見つけた。


たぶん仕事に集中してて俺に気づいてない。




最近切ったばかりの揃った襟足から覗く

うなじが視界に入って見入ってしまう。


…噛みたい、かな。




一度そう思ってしまうと、どうにも止められない

のが俺の性分ってやつで。

好奇心が勝ってしまうのは許してほしい。





th｢……A、｣

『ぅわっ、いっ、！？…な、な、何ですか！？』





ビクッと跳ね上がった肩。

痛そうに歪めた顔。

…俺、そういう趣味あったっけ？





th｢ごめん、なんか、美味しそうで、つい｣

『美味しそうで、！？つい、！？』

th｢こら、しー、みんな来ちゃうよ｣




驚いた勢いで立ち上がったAをまた

座らせて、俺はまたAの首筋に噛み付く。



いいじゃん、俺キスもさせてもらえなかった。

逃げられたの、根に持ってるんだからね。


ちょっとくらい、ヒョンたちと違うことやって

俺の事気にしてくれたらいいな。





『あっ…、いっ、た……ひぅ、うぅ…、』





Aの白い肌に浮いた赤い噛み跡。

自分の声にびっくりして口元に手を押し付ける

A。

俺はAの声もっと聞きたいのに。




＿＿＿＿＿＿
僕の前作を見た人ならわかる、
テヒョンさん、キャラ被ってる。ごめん。()

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