押してダメならもっと押せ！【男主】

意外なところ ページ35

JMside



僕たちのコンディション担当のAは

ダンス練習にも着いて来てくれる。


休憩の時、隅っこに座っているAを見て

一つ思った。




jm｢Aって何かスポーツしてたの？｣

『えーっと、テコンドーはやってました！』

｢｢｢…え、？｣｣｣





えっと、その、可愛い、顔で？武術、？

身長小さいのに？(怒られる)


ちょっと想像できない…。





『護身術は習わせられましたね、』

jn｢ご、護身術…｣

『大して使う場面ありませんけど』





恐るべし僕らのサブマネージャー。

そんな一面があったとは。


そんな可愛い顔して護身術だって？

いやあ、それはもう世間一般で言う

”ギャップ萌え”だ。素晴らしい。




yg｢じゃあ俺らが何かあっても頼もしいな｣

『任せてくださいよっ！おわっ、ちょっと！』

jm｢すぐ捕まえられてるけど？｣

『っ、それとこれとは違うじゃないですか…』





ふんっ、とドヤ顔を見せてくれたAを

ガバッと抱き上げる。

軽い。軽すぎる。僕たちに何か言ってる前に

Aももっと食べた方がいいんじゃない？





『もうっ、降ろしてください！』

jm｢え〜、やだ｣

『も〜っ！』





僕らには手出せないもんね、

僕らのこと大好きだから。知ってるよ。

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