かき氷って食べ過ぎても頭痛くなんないんだけど ページ4
Aside
目の前から向かってくる敵を斬りつける
一段落ついてマカロンを食べていると携帯の着信音が鳴った
かけてきたのは近d...ゴリラさんだ
『お久しぶりd「Aちゃああああああああん!!!?」!?』
近「今すぐ江戸来れる!?ていうか来て!?」
『え...何があったんですか?』
近「ミツバ殿が倒れたんだよぉぉおおおおお!?」
返事も言わず電話を切った
姉さんが倒れた…?…
考えるより早く私の足は動いていた
江戸に行く準備もせず、返り血を拭うこともせずに私は江戸に向かった
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
江戸に着いた時には大分時間が経っていた
近藤さんに電話し姉さんがいる病院に向かった
『姉さん!!』
静かにドアを開けることもせず姉さんのベッドに駆け寄る
『姉さん!!姉さん!!』
傍には義兄さんもいたが私は義兄さんと話せなかった
ミ「A...ちゃん?」
『ごめんなさい!ごめんなさい!約束守れなかった…』
泣いてしまって上手く喋れない
しゃくり上げている私を姉さんが哀しそうな目で見つめた
ミ「Aちゃんは何も悪くないわ…
心配かけてごめんね...」
悲しい笑顔で私達を見つめる姉さんがとても儚く思えた
ミ「総ちゃん...皆さんに迷惑かけちゃ…駄目よ
Aちゃん...総ちゃんをよろしく…ね」
電子音が途絶え、姉さんは眼を閉じた
あまりの失望感に声が出なかった
声が出ないのに泣いていた
私が嗚咽していると隣から腕が伸びてきた
その腕は私の肩を抱き寄せるとそっと私を抱きしめた
様々な思いが混じって私は声を上げて泣き出した
『義兄さん...ごめんなさい...』
何度も何度も果たせなかった約束の謝罪をする
総「っ...いい加減泣きやめよ」
義兄さんが喋ったと同時に抱きしめる力が強くなった
そして私は思い出した
まだ返り血を拭っていなかった事を
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昨日から荒野行動し始めたんですけど
操作がおぼつかねぇ
気まぐれ作者の思いつき(雑談的な)→←.*♥Happy Birthday ♥*.高杉晋助!
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作者名:神音 | 作成日時:2018年8月9日 23時