普段ベッドで寝てる人は布団で寝ると腰が痛くなる ページ14
広い甲板で響く銃声とそれを斬る刀の音
流石は早撃ちと呼ばれるだけある 近寄る隙が全くない
気づけば周りは鬼兵隊の隊士によって囲まれていた
隊士はどうとでもなる 動きづらい要因は来島だ
この状況を打開すべく私の後ろにいた隊士を数人斬った
皆がそちらを向いている間に、来島のすぐ側までかける
「貴様っ...!」
来島を斬ろうとして刀を降った瞬間、耳を劈く銃声が聴こえた
その勢いで私は後ろに吹っ飛ぶ 銃弾は私の丁度心臓の位置
に隠しておいたクナイにくいこんでいた
「なんだとっ!?」
動揺している来島の鳩尾を刀の柄で力強く突く
うっ、と呻き声をあげた来島はその場に倒れた
『さてと... 次はお前らか』
刀を握り直し腿のホルダーからクナイをとる
そのまま甲板のいた敵を全て倒した
所々から血が出ているもののまだ戦える
丁度窓から見えない影になる位置で止血と応急処置をした
処置が終わり、顔を出して周りの様子を見ているとどこからか
三味線の音が聞こえる
ふとある男の存在を思い出した この船にアイツが乗っていたら
かなり厄介だ
先程来島が言っていた「生きて帰れると思うなよ」
ヤッベェ フラグ立てたかも
でも潜入捜査がバレてるならわざわざ1人で乗り込まないで
もう仲間(真選組)呼んじゃった方がいいのか?
まぁもう少し頑張るか、と思いながら船内に入っていく
通路には誰もいない また大勢でかかってくるのかと思っていたら
ついさっき聞こえた三味線の音色がより近く聞こえた
いや、音が背後から近づいてくる...!?
後ろを振り向いたが誰もいなかった
気のせいかと思い、前を向けばそこにいたのは
「千人斬りの万斉」河上万斉だった
御用改めでアル!掟破りしに行こーぜ!→←なんだかんだ言って1番落ち着くのは自分の部屋
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作者名:神音 | 作成日時:2018年8月9日 23時