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しばらく沈黙が続いている
言ってから気づいたが、昨日観音坂にめちゃくちゃ抱かれた俺の事、抱いてくれるのだろうか
というか、昨日散々嫌な抱かれ方したのに、また別の男に抱かれたがる俺って尻軽すぎないか?
『や、やっぱ今のなしッ…』
「Aサンッ…!」
『おぐっ!?』
悶々と1人で考え、振り向くと一二三に勢いよく抱きつかれた
ふんわりと酒の香りに包まれる
昨日抱かれた時の香りと違って、ドキドキする
首にかかる一二三の息に感じてしまう
「いいの…?俺でも…」
『いい…一二三がいい…
だってお前は、優しいから…』
「…そっか、嬉しい」
『あと…
あ、いや、なんでもない…』
「え〜なになに〜!気になる!!」
『いや気にしないでくれ…』
あと、何より…気持ち良かった
こんな恥ずかしいこと、本人には言えないよな
それより今は、観音坂のことを忘れるくらい抱いて欲しい
ベッドに乗り、ズボンと下着をずらして脚を開く
優しく、むちゃくちゃに、壊して、愛して欲しい…
『一二三、きてくれ…』
「Aサン、俺のこと選んでくれてありがとう…」
『ああ、好きだ一二三』
「うん、一生大切にするね」
『んッ…ぁ…』
この矛盾は、一二三にしか言えない____
…
一二三今日は早く帰ってきてね〜!!!!
Aはいはい
一二三俺っちお仕事休んだから!!
Aはいはい
一二三付き合った記念に、夜いっぱいシよーね!!!
Aはいはい
朝 会社につき、自分のデスクに腰掛ける
昨日のコトを思い出し、顔がにやける
やっぱり一二三に抱かれるのは気持ち良い
そう思っていると、観音坂がオフィスに入ってきた
うん気不味い
「おはようございます、御厨先輩」
『お、おお…観音坂、おはよう…』
話しかけてくるとは思ってなかったので、少し戸惑いながら挨拶を交わした
何だ、思ってたより普通だな
こんな感じなら、これからも普通に"後輩として"接することが出来るな
『(一二三、今日はどんな風に抱いてくれるんだろ…)』
俺は仕事中、呑気に彼氏のことを考えている
「今日はどんなことしてもらおうかな…」
観音坂がそう呟いてるとも知らずに…__
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一二三ルート終了です!
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あやばな(プロフ) - きゃすみさん» え!そうなんですね!!なのに読んでくださってめっちゃ嬉しいです!!本当にありがとうございます!!! (2022年7月16日 14時) (レス) id: 54ffe754e7 (このIDを非表示/違反報告)
きゃすみ(プロフ) - 私今まで下系は読めなかったんですけど、この作品はめっちゃ読めました!! (2022年7月16日 9時) (レス) @page28 id: e6f2b24efc (このIDを非表示/違反報告)
あやばな(プロフ) - 五十鈴さん» 五十鈴さん!読んでいただきありがとうございます!!!めちゃくちゃ嬉しいです!!!他にも書いているので、お時間があれば見ていってくださいね!!! (2022年1月20日 17時) (レス) id: 3d53cc1cd6 (このIDを非表示/違反報告)
五十鈴 - 最後まで読ませていただきました。俺は純愛物以外でも結構食読む系なのであやばなさんの話がとても好きです!独歩の束縛も一二三の優しさも何方かを選べと言われたら悩んでしまいます。これからも応援します (2022年1月20日 17時) (レス) @page31 id: 17242d15f1 (このIDを非表示/違反報告)
あやばな(プロフ) - ルカさん» なるほど、、、!!確かに言われてみればヴァンパイアの歌詞ような小悪魔さを独歩から感じますね、、、!!新たな発見です!ありがとうございます!!! (2021年7月31日 22時) (レス) id: 3d53cc1cd6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あやばな | 作成日時:2021年4月28日 20時