背中 ページ10
「A!今日泊まってかない?」
『……』
「何その目!明日土曜なんだしいーじゃん!」
『まあそれもそうだが…』
「じゃあお風呂入ってきなよ!俺っち皿洗ってるから!」
『でも着替えが…』
「それなら俺っちの貸すし!」
『いいのか?今朝借りた服もまだ返してないのに』
「全然オッケー!問題なし!」
『じゃあお言葉に甘えて』
「どーぞ!」
_____
頭を洗っているとふと頭に浮かんだのが
『…もしかして…誘われてるのか?』
昨日の今日で泊まりに誘うということは、
そういうコトも誘われているのだろうか
『ダメだ、あいつが考えてることが分からねえ』
もし誘われているのだとしたらやばくないか?
だって観音坂もいるわけだし…
「A」
いや、よく考えたら昨日観音坂は家に居たのか?
もし観音坂が居た家の中で俺らはヤったとすると
かなり際どいプレイなんじゃないか(やめろ)
「A…」
『ん?…え!?』
名前を呼ばれたので後ろを振り向くと、
腰にタオルを巻いた観音坂が立っていた
いつの間に入ってきたんだろう
「さっきからずっと呼んでたぞ」
『え、マジで、すまん気づかなかった』
「だろうな…」
『はは、悪かったって』
「…背中、流そうか?」
『え、いいのか?』
「ああ、むしろ流したい」
『お、おう、じゃあ頼むよ』
観音坂の程よい力加減、めちゃくちゃ気持ちいい
『……ん?』
観音坂の手が俺の胸元にきていた
『ちょ、ちょっと待て、観音坂!前は自分でやるから!』
「遠慮するな」
『遠慮とかじゃなくて!』
観音坂の手がどんどん下に下がっていくのを止める
『背中、流してくれてありがとな、次は俺がやるよ』
「えっ!?いや、俺はいいよ…」
顔を赤くし俺の誘いを断る観音坂
…なんか…可愛いな…
すげぇイタズラしたくなる
『まーまー、大人しく俺に洗わせろって!』
素早く観音坂の背中に回り込みタオルにボディソープを垂らし、泡立てる
さっきの仕返しだ
イタズラ心に火がついた俺はニヤリと笑った
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月夜 - ヒプマイの新曲聞いた? 神曲!! (2019年9月10日 16時) (レス) id: fafc33f615 (このIDを非表示/違反報告)
月夜 - 大丈夫だよー!! 更新頑張って^^ (2019年8月29日 18時) (レス) id: fafc33f615 (このIDを非表示/違反報告)
あやばな(プロフ) - 月夜さん» おかえり!!全然更新してなくてさーせん、、((((( (2019年8月28日 0時) (レス) id: 3d53cc1cd6 (このIDを非表示/違反報告)
月夜 - 帰ってきたー!! また話そうね^^ (2019年8月22日 18時) (レス) id: fafc33f615 (このIDを非表示/違反報告)
あやばな(プロフ) - 月夜さん» 了解!!! (2019年8月18日 21時) (レス) id: 3d53cc1cd6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あやばな | 作成日時:2019年7月6日 17時