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強烈な腰の痛みと


独歩からのハグと首にキスを受け入れている俺は



一体何なんだろう



とぼんやり考えていると



『!?独歩っ…ちょ、待って』



背中に伝わる感触で意識がはっきりする


服の中に手を入れられ、俺の身体と独歩の指先の温度の違いに身体が反応する



「何を恥ずかしがってるんだ、昨日あんなことまでした仲じゃないか」


と、少し顔を赤くして独歩は言った



俺はその記憶ないんだけど…

その手は腰に届き、ズボンの中に手を入れられる



『待てっつってんだろ!!』


「いっ…!!」


独歩の頭にチョップを食らわす


「何するんだA…」



『それはこっちのセリフだ!
てか、お前が止めないからだろ』


「う、すまん…」



『そんで、昨日何があった』


「…睡眠薬でAを眠らせて、ヤった」



『めっちゃざっくりした説明だな』



『ち、ちなみにどっちがどっち…』


「俺が受けた」


『な、なるほど…』



てことは俺はまた友人を抱いたってことか…




なんて罪深き男(黙れ)




でもこれは世間一般で言う浮気なのでは…


一二三になんて言えば…!!!


うーんと考えていると


「一二三のこと考えているのか…?」


『え?』

こいつエスパーなの??



「何で一二三のことを考えるんだ…


俺といるのに…俺と一つになったのに…」




『独歩…』



「俺のことだけ考えればいいだろ」




目を潤ませながら俺を睨む


独歩は…何故俺なんかにここまで思いを寄せてくれるのだろう




何故俺なんかのためにこんなにも切ない顔をするのだろう




独歩の気持ちはとっくの昔に気づいていたはずなのに…




俺は最低だ




『独歩…俺は…お前のことを愛してやれない』



「…!!」



独歩の目からは一筋の涙が流れる



『俺は…一二三と付き合っているんだ』


「っ…」



その涙は止まることを知らないかのように溢れる



『お前の気持ちは嬉しいが…俺には受け止めきれない…』



「A…」



『ごめん…』




お前の気持ちに答えてやれなくて__





ガシッと両頬を掴まれる




『んっ?!?』



「…ん」




キスをされた




「付き合わなくていい。俺と…こ、恋人のフリをしてくれないか」



『え?!』



「フリだフリ!恋人っぽいことをするだけでいいんだ…」



『それは…』



「じゃなきゃ俺はお前を諦めない」



『…!』




狙いを定めた獣のような目で俺を見る







「全力で奪いに行く」

※ちょい甘め?ほんのちょっとね!苦手な人見ちゃダメよ!!→←着信音



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月夜 - ヒプマイの新曲聞いた? 神曲!! (2019年9月10日 16時) (レス) id: fafc33f615 (このIDを非表示/違反報告)
月夜 - 大丈夫だよー!! 更新頑張って^^ (2019年8月29日 18時) (レス) id: fafc33f615 (このIDを非表示/違反報告)
あやばな(プロフ) - 月夜さん» おかえり!!全然更新してなくてさーせん、、((((( (2019年8月28日 0時) (レス) id: 3d53cc1cd6 (このIDを非表示/違反報告)
月夜 - 帰ってきたー!! また話そうね^^ (2019年8月22日 18時) (レス) id: fafc33f615 (このIDを非表示/違反報告)
あやばな(プロフ) - 月夜さん» 了解!!! (2019年8月18日 21時) (レス) id: 3d53cc1cd6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あやばな | 作成日時:2019年7月6日 17時

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