好き ページ20
謎の違和感に目を覚ます
何か、身体が変な感じする……
俺の目には天井が映る
そしてその天井をぼーっと見つめ、酒を飲んで眠っていたことに気づいた
あー…頭痛い……
めちゃくちゃ眠たい…
もう一度寝ようと目を閉じようとした時だった
「今日は…俺っちが挿れてもいいよね…?」
聞き覚えのある声に耳を傾ける
すると再び身体、主に下半身に何かしらの違和感を感じる
そこに瞼をこじ開けその方向を見ると
なんとビックリ
一二三が俺のズボンを下ろそうとしているじゃありませんか
キャーッお巡りさん助けてーっ!(棒)
脳と眠気が一気に覚める
ガンガン痛む頭に我慢しながら腕に力を入れる
『ちょ、ちょっと待って!何してんだ!』
「Aが今夜付き合ってくれるって言ったのに、寝てる方が悪いんじゃんかよー」
ダメだ、こいつも相当酔っている
『一二三、落ち着け』
「Aはさ…俺のこと…好き?」
急に一人称変えないでくれ、ときめくから(?)
『どうしてそんなこと聞くんだ?』
「だって…さっき独歩にキスしてた…し、Aが俺のこと恋愛対象として見てない気がする…から」
元々俺は恋愛対象男ではないんだけどな…
でも一二三なら、って……
相手に失礼かな?でも伝えた方がいいか…
『一二三…俺の話を聞いてくれ』
「な、何…?」
今にでも泣きそうな目で俺を見る
『俺は、別に恋愛対象は男じゃないんだ』
「…え…」
一二三は目を見開いた
「そ、それって……」
『最後まで聞いてくれ』
ぎゅっとベッドのシーツを握る
『でも…一二三なら…一二三となら付き合える
いや、一二三としか付き合いたくないんだ』
…何言ってんだ俺……
でもこの言葉に嘘偽りは全く無い
もしかしたら俺は高校の時から一二三のことが好きだったのかも…?
いや、でもそれはないか?
だとしたらいつ好きになったんだ?
いや自問自答しちゃってるわ
頭の中で色んな考えが駆け巡る
『だから、俺は一二三のこと好きだし、
一二三とずっと一緒にいたい…』
「……」
『昨日の今日だけど…その時間だけでそう思ったんだ』
「A…」
『心配しなくても、俺はお前から離れるつもりはないよ』
この2日でどんだけ一二三に惚れてんだよ、俺
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月夜 - ヒプマイの新曲聞いた? 神曲!! (2019年9月10日 16時) (レス) id: fafc33f615 (このIDを非表示/違反報告)
月夜 - 大丈夫だよー!! 更新頑張って^^ (2019年8月29日 18時) (レス) id: fafc33f615 (このIDを非表示/違反報告)
あやばな(プロフ) - 月夜さん» おかえり!!全然更新してなくてさーせん、、((((( (2019年8月28日 0時) (レス) id: 3d53cc1cd6 (このIDを非表示/違反報告)
月夜 - 帰ってきたー!! また話そうね^^ (2019年8月22日 18時) (レス) id: fafc33f615 (このIDを非表示/違反報告)
あやばな(プロフ) - 月夜さん» 了解!!! (2019年8月18日 21時) (レス) id: 3d53cc1cd6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あやばな | 作成日時:2019年7月6日 17時