乙女 ページ7
Aside
脱衣所で服を急いで脱ぎ、風呂場に移動する
ドアを閉め、1人の空間になったことにほっと息を吐いた
『(何だあれ…何だあれ何だあれ…！)』
シャワーの水を頭から被り、心を落ち着かせる
何故かめちゃくちゃ名前を呼びたくなって…
名前で呼んだら赤かった顔が更に赤くなって…
衝撃だったのか、目が見開いてて…
急に締め付けが強くなって…
『めっちゃくちゃ可愛かった…』
脱力してやっと出た言葉
今までの男や女にしてきたことと一緒なはずなのに
どの男よりも、どの女よりも
『…… 』
碧棺くんがダントツで可愛かった
ふと風呂場の壁についてる鏡を見ると、
まさに恋する乙女、りんごのように赤い顔の俺が映っていた
どうしたんだ俺…
今まで胸がこんな締め付けられることはなかったのに…
もしかして俺…碧棺くんのこと本気にしちゃった？
『はぁあ〜…』
考えれば考えるほど赤くなる頬
何考えてんだよ俺ぇ…本命は作らないって決めただろ…
そう自分に言い聞かせる
だが鼓動は加速するばかりだ
『風呂…出たらどうしよ…』
絶対気まづくなるやつじゃんこれ
こんなことは初めてで戸惑ってしまう
誰かを好きになるって…こういう気持ちになるのかな？
赤みの引かない顔に
困ったように眉毛が下がっている
心臓はスピードを緩めない
さっきまでの碧棺くんを頭に思い浮かべるだけで
心臓を鷲掴みされたかのように苦しくなる
もう分かんない…誰か教えてよ…
ガチャッ
「おいA…」
『…っえ？碧棺くっ…！？』
突然なことに、碧棺くんが風呂場の風呂を開けて俺を呼ぶ
はっず…すごい動揺しちゃった…
『ど、どうしたの〜？碧棺くん』
すぐさま通常運転に切り替える
多分今…顔引きつってるな…
てか心臓速くなってんだけど！？
顔に熱が集まるんですけど！？
し、死んじゃいそう…！！！
「名前…」
『…え？』
「名前で呼べよ…さっきみたいに」
しゅん、と子犬みたいな表情になる碧棺くん
えっ、か、可愛い…()
ちょっと待って、さっき果てたばかりですよね？
もう歩けるの？
お尻大丈夫なの？(犯人)
「次はよォ…」
『う、うん…ん！？』
俺を壁に押し付ける
壁のひんやりとした温度が背中とお尻に伝わる
「俺がお前に挿れたい」
『…えっ！？』
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あやばな(プロフ) - ウサポリさん» コロナにはお互い気をつけましょう、、、ありがとうございます！！頑張ります！！ (2020年4月29日 21時) (
レス) id: 3d53cc1cd6 (このIDを非表示/違反報告)
ウサポリ - あやばなさん» いえいえ、今はコロナ大変ですけど、頑張ってください!!続き待ってます!(あんまり関係ないかな・・・) (2020年4月29日 21時) (レス) id: ab3d96c777 (このIDを非表示/違反報告)
あやばな(プロフ) - ウサポリさん» 本当だ！！失礼しました！！！ご指摘ありがとうございます！！！ (2020年4月24日 19時) (レス) id: 3d53cc1cd6 (このIDを非表示/違反報告)
ウサポリ - やっぱりよきです・・・( ≧∀≦)ノあと、(元)彼シャツのページで、碧棺が青棺になってますよ(これだけです、すみません(ヽ´ω`)) (2020年4月20日 20時) (レス) id: ab3d96c777 (このIDを非表示/違反報告)
あやばな(プロフ) - ざっきゅんさん» わぁぁありがとうございます！！嬉しいです！！遅くなってしまい、すみません！！ (2020年3月23日 14時) (レス) id: 3d53cc1cd6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやばな | 作成日時：2020年1月12日 23時
