46話 ページ48
それからは早かった。
現在地を町の人に聞き、千寿郎の家が何処にあるのかを(千寿郎が)聞いてから町を出た。
歩いていると空がだんだん暗くなってきた。
何処かの宿を取ろうとしたが、運悪く近くに宿どころか家ひとつない。
「仕方ないから野宿だね」
千「そうですね」
「それにしても初日からツイてないね〜」
私実は疫病神?
なーんて冗談を言うと千寿郎は笑った。
「とりあえず火でもたく?でも危ないよね」
そう、何を隠そうここは森の中。
なにが出てもおかしくない。
「私か見張ってるから千寿郎は寝てな」
千「そんなっ私だけ寝るなんて…」
「私が起きてた方がなにかあった時に対処しやすいし…それに私は1日くらい起きててもなんも問題ないから平気だよ」
だから寝てな。
そう言うと千寿郎は渋々寝る準備に入った。
「今のところ気配はない…と思ったらいる」
千「え!?」
「多分雑魚。けど油断はしない。千寿郎、眠くない?」
千「はい、大丈夫です」
「じゃ、前の鬼みたいに縛って太陽にさらそう」
千「…はい」
「…くる」
シュ
鬼「おお?ふたりもいるなんて俺はツイてるぜ」
「それはどうかな?」
鬼「ふんっいかにも弱そうなアマだな。先にお前から喰ってやるよォ!」
「おっそ」
ジャラ
すぐに鎖鎌を具現化させて戦闘態勢へ。
ザシュ
鬼「!?
グハッ」
「さ、早く縛るぞ!」
ジャラジャラ
「ふぅー完了!」
千「流石です!Aさん!」
鬼「お前、何もんだ?」
「通りすがりのか弱い乙女ですけど」
鬼「嘘をつくな!
ふん、まあでもお前らは俺には勝てない!」
「?
なんで?形勢なんて一目瞭然でしょ?一体なにがっ
!?」
鬼2「ふはは!俺らはふたりでひとつ!これでお前らは終わりだァ!」
「!?
千寿郎っ!!」
千「えっ」
2人目の鬼が千寿郎へ遅い掛かろうとした刹那、
シュ
とした音とともに何者かが現れた。
--------キリトリ線--------
一体誰でしょう?
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梟 - はい!気長に待ちます! (2019年10月8日 1時) (レス) id: 5c607c067f (このIDを非表示/違反報告)
なの星(プロフ) - 梟さん» ずっと煉獄さん出したかったんですけど、結局最後しか出せませんでした笑 早めに続編だせるように頑張ります!しばしお待ちを! (2019年10月7日 19時) (レス) id: 5608f88791 (このIDを非表示/違反報告)
梟 - 続編楽しみにしています!煉獄さん(兄)が出てきてくれてすごく嬉しいです!これからも頑張ってください!応援してます! (2019年10月7日 1時) (レス) id: 5c607c067f (このIDを非表示/違反報告)
なの星(プロフ) - まこさん» こちらこそすみませんでした!指摘する方も勇気がいると思うのでまこさんには感謝しかないです!良ければこれからもこの小説にお付き合いして頂ければ幸いです^^* (2019年10月6日 23時) (レス) id: 5608f88791 (このIDを非表示/違反報告)
まこ - なの星さん» 丁寧な対応ありがとうございます。この作品が人気の理由が分かりました!お騒がせ致しました (2019年10月6日 20時) (レス) id: c392ad3879 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なの星 | 作成日時:2019年8月28日 20時