転校不必要。 (ページ6)

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気づいたらとある部屋にいた＿＿＿＿

「校長、本日我が種日学園に転校してきた

シゲオカ駆くん、

コタキ駆くん、

ナカマ駆くん、

キリヤマ駆くん、

フジイ駆くん、

カミヤマ駆くん、

ハマダ駆くん、

柊駆さん

以上8人の駆さん達です」

え、待って、

「全員、駆やったん！？」

おいシゲオカ駆ちょっと黙れ、

「え、ちょっと

私、駆じゃないんですけど。」

うん、だよねAだもんね。

駆はお兄ちゃんだもんね。

「え？」

きょとんとしてる日花里ちゃん。

「どういうことだ」

えぇーーーーー、

なんかマネキン的なのいるーーーーー、

「マネキン！？」

「はっ！？人形たぎゃ！！」

フジイ駆とキリヤマ駆もほぼ同じことを考えていたらしい。

「いいえ！校長です！」

いや日花里ちゃん、どうみてもマネキンだよ。

「それより、」

えぇこれどっから声出てんの、、、

「どういうことだ、駆じゃないなんて。

それに柊駆は男のはずだったが？」

いや知らんわボケ。

「いや柊駆はお兄ちゃんですけど、」

「え、」

校長(?)からマヌケな声が出た

「お兄ちゃんっていうことは高校生じゃ、、、」

「ないですね。」

「ちょっと！どういうことですか！校長！！」

「いや日花里ちょっと落ち着いて、」

校長に凄い剣幕でいく日花里ちゃん。

つかこいつ動くんだ。

すると突然喋り出した、シゲオカ駆。

「え、それって間違えて転校させられたってことすか？」

シーンと静まりかえる辺り。

「そ、そうなるわね。」

日花里ちゃん目がキョドってるよ。

つか、

「それ転校する必要あった？え？」

「柊ちゃんさっきまでとキャラちゃうやんけ！！！」

あ、やべ

思わず本音が出てしまった。

「ごめんごめ、こっちが本性だわ。」

「大人しい子だと思ってたのに、」

すまんなカミヤマ駆。

「どうりで一人だけ国電パンチが出なかったわけだぜ、」

お前は第一声それでいいのかリーゼント。

はぁ、

どうやら私はとんでもないことに巻き込まれたらしい。