とっても自由な愛され声優！2 【声優】

控 え 室 で … ページ2

．





ある乙女ゲームのイベントの昼の部が終わった後の控え室｡(乙女ゲームのある男子の役なのだ｡)お昼ご飯のお弁当をもっきゅもっきゅ食べていた頃｡



それは唐突だった｡








宮野｢Aー



" ─── 僕のこと好きに…なっちゃった？ " ｣
　



貴｢！？
ちょっと…｣






まもちゃんに呼ばれたので振り向こうと､ご飯を置いたら耳元でなんか言ってきましたこの人｡






宮｢っふふ、びっくりしたろ｣


貴｢……まもちゃん！！！びっくりしたけど｣






びっくりしたけどさ､






貴｢それ私が今日朗読劇で言った台詞じゃん！！｣

宮｢そーそー、A当たり。やってみたくなっちゃってさ〜｣







恥ずかしがりながら言ったら､観客席から黄色い歓声がめっちゃ聞こえてきたやつだよ！！！←







宮｢……宮野バージョン。(ドヤ顔)｣

貴｢おお…｣





かっこいいよ？
めっちゃ好きだよ？(唐突)



かっこいいけどさあ…



それを余裕で私に言えちゃうまもちゃんに､少しばかり苛立ちを覚えるね｡






貴｢なんでそんな余裕で言えちゃうんだよーもー！！｣

宮｢まー、慣れてますからねえ。経験豊富なわけですよ｣

貴｢くっそー｣






宮｢女の子がくそとか言っちゃいけません！｣←

貴｢…誰！！｣









……いやオカンか｡ここにオカンおる｡



．

げ ー む た い む→←― Configuration ―

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す