昔 ページ43
うらたぬき side
桜
それは俺にとって大切なもの
忘れられないあの日々
？｢ねぇねぇ！わっくん！｣
｢あ？ってお前！！抱きつくなよ！！｣
？｢えへへ〜♪｣
｢ったく。ほらよっと｣
？｢わーい！おんぶー！！｣
｢ふふ｣
澄んだ空の下ではしゃぐ２人
やっぱり懐かしい
澄花と同じように俺も６歳年下の子と約束を交わした
桜の木の下で
澄花の話を聞いたときもしかしたらと思った
でも名前が分からない。俺も澄花も相手の名前を思い出せない
これじゃ無理じゃん…
こっちに戻って来たときからずっとずっと探してるアイツ
澄花なのか……？でもまだ分からない……
『うらたん』
う｢ん？｣
『ありがとっ(ﾆｺｯ』
う｢別に。大したことはしてないし｣
『私にとってはすっごい嬉しいことだから！』
う｢あっそ｣
ほら、その笑顔
アイツと同じ笑顔
嬉しそうな横顔
少し大人になったけど、あの時と変わらない笑顔
不覚にも可愛いなんて思ってしまった俺は大丈夫なのか…？
いや、可愛いけど
ん？可愛い？
ないか、それは
放送終了後
う｢あのさー｣
『どうした？』
う｢桜が好きな理由。ちゃんとあるから｣
『あるの！？なになに？』
う｢お前と同じ｣
『えー！！名前は！？』
う｢覚えてない｣
『ダメじゃん…』
う｢お前も同じだろw｣
『そうだったww』
やっぱりコイツじゃないな
ありえない
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蒼空@坂田家(プロフ) - HaLさん» ありがとうございます！！面白いと思っていただけて嬉しいです(´；ω；｀)これからもっとイチャイチャを……(￣∀￣)ﾆﾔﾆﾔ (2017年5月27日 21時) (
レス) id: abf23edc47 (このIDを非表示/違反報告)
HaL - この小説面白いです！！めっちゃ笑いましたwでもすこーしずつ恋愛へと.....ｸﾞﾍﾍﾍ← (2017年5月27日 21時) (レス) id: 2f465ef883 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼空@坂田家 | 作成日時：2017年3月29日 13時
