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実況8 ページ8

「…!動画上がってる!」

「え、いきなりなにゆってんの。」

動画を録ろうとレトさんを家に呼び出したにも関わらずずっと携帯を触ったりゴロゴロしたりとだった。

通知が来た瞬間、跳ね上がるほどの気持ちを抑えきれず部屋に響き渡るほどの大声で叫んだ。

「え、何って、柳のスプラトゥーン実況が投稿されたんだよ!

見ろ見ろ!すっごい上手いんだかんな!」

手元にあったパソコンをその画面にさせ、スプラトゥーン以外の実況を見せた。
それは、"無限回廊"というゲームで白い空間を立体的に見る角度を変えてキャラクターを操作するというもの。

「へぇー、すごいな。え、キヨくんはそんなに発狂するほど好きなの?」

「んー、好きっていうか、地味に尊敬…?プレイはかなりの物だし、頭もキレるっつーか。」

言葉には言い表せないようなモゴモゴを手を使って表現すると隣のレトさんは爆笑している。


「まぁ、キヨくんの言いたいことはわかるよ。俺も実際見てるしね。」









ん?

「え、今なんて?」

「え、だから、俺も見てるってば。」

え、お前そんなこと一言も言ってないよねぇぇええぇぇ!!!!
俺が今説明したこととかこの前の電話で熱弁しようとした意味ないじゃん!

「ふ、ふーん。知ってんなら言ってくれたら良かったのに。」

目をキョロキョロさせ、口笛を吹くも音は出ず。

と、その時



「あ、間違えた。」





パソコンから出ている声に二人してぎょっとしてしまった。
動画を再生していたことすら忘れていたので、一瞬誰の声かすらわからなかった。

しかし、その済んだ声に俺は確信した。







「よし、レトさん。柳さんに連絡をとろう。」

「へ?」

間抜けな声を確認したら、俺はすぐさま立ち上がり上着を羽織り電話を手に持った。
こちらを見上げる顔は阿呆そのもので俺はレトさんを立たせるよう促した。

「情報収集だ!公式生放送とかT*itterしていないならもう聞き込みしかねぇーだろ!」

「お、おん。そやな。」





*


「へっくしゅん!風邪、悪化したかなぁ。」

水を飲み、携帯を見ると軽い返事が帰ってきていた。
よし、きこう。

そう思い"蘭たん"さんであるか聞いてみた。


AA今日お昼に言ってたのってもしかして、蘭たんって名前?



返事が返って来る前にお風呂へ入ろうと浴室へ向かった。

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霜田 - 誰も言ってないようだから言いますけど名前表記おかしいです。1度確認してから投稿とかできればそうして頂けると嬉しいです。 (2017年8月14日 17時) (レス) id: 34b277b443 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆずぽんぬ | 作成日時:2017年4月2日 23時

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