episode 100 弱い自分にさようなら ページ50
※ ﾃﾋｮﾝside
「シンヒヌナ、、ねぇ、、！、知ってるんでしょ！？、ルカどこに居るの？、」
俺たちはすぐにシンヒヌナの所に急いでルカの居場所を問い詰めた。
いくら電話を掛けてもメッセージを送っても、返事なんて返ってこない。
腕を組んだまま黙って、俺たちを見てるヌナは深く溜め息をついては言葉を詰まらせてるみたいだった。
ｼﾝﾋ「、ごめんなさい。今貴方たちにルカさんの居場所を話す訳にはいかないわ、、ルカさんとの約束だから」
ﾃﾋｮﾝ「、、ヌナ、、ルカ、何か言ってた？、」
シンヒヌナは淡々とルカと話したことを教えてくれた。
俺たちのハウスキーパーの担当を外れたいと申し出たこと。
別の場所に引っ越すための物件を一緒に探したこと。
それから・・・
ｼﾝﾋ「テヒョナ、、、本当は、、貴方を信じていたかったって、、っ、、ほんとに、、バカね、、」
ルカはそれでも、、ギリギリまで。
俺を信じようとしてくれたんだ。
でも臆病で弱虫な《あの時の俺》は、全部執着するミンジョンのせいにして。
心も体も楽な方に流されて、自分が苦しくてもルカのためにもがくことさえ出来なかった。
俺の意志がただ弱いせいだったのに。
失くしてからこんなに大切だったって気づくなんて、、、
ごめん、ルカ、、、
ﾃﾋｮﾝ「、、俺、、パンPDのとこ行ってきます、」
ﾅﾑｼﾞｭﾝ「、テヒョナ？、なんでPDニムの所に？、」
ﾃﾋｮﾝ「、、記者会見、、開いてもらうように頼むんです、、ミンジョンとは何もない、恋人じゃないって、、」
ｿｸｼﾞﾝ「テヒョナ、、、」
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「ヒョン、、、それでもルカが戻ってこなかったら？、、」
今更だって俺もわかってる。
それでも、何にもしないでいるよりマシだ。
俺にしか出来ない方法で、真剣に向き合いたいから。
ﾃﾋｮﾝ「そんなの関係ない、、ただ俺、、本当にルカのことが好きなんだ、」
たくさん傷つけたことも、後悔したことも、泣いたことも。
思い出したくないほどの過ちも。
脳裏に灼きついてるルカの笑顔を取り戻せるなら。
逃げないで全部糧にする。
だからルカ、、、俺とまた一緒に居てほしい。
この時の俺は、まだ知らなかった。
「他に好きな人がいるの、」の意味。
彼女のこの言葉は別れるための嘘だと信じてたのに。
To be continued・・・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 758人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
星空(プロフ) - 続きが楽しみです！テヒョンさんとミジョン？の関係がどうなるかがすごく気になります！！ (2022年10月5日 16時) (
レス) @page25 id: d8561d62a3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Apple | 作成日時：2022年9月2日 0時
