episode 99 俺の大切なひと ページ49
※ ジフンside
さっき会社のテレビ画面で見た、空港で沢山の記者に囲まれたBTS先輩たち。
俺はついV先輩を目で追ってしまった。
サングラスを掛けて他の先輩たちに守られてるみたいに歩いて、出待ちしてるファンを無視したまま足早に出て行って。
モデルのミンジョンさんとの熱愛報道は加速するばかりで誰もが二人の事を応援してるみたいだった。
V先輩、、、一体今どんな気持ちですか?
これはヌナを傷つけた罰ですよ、、、
安心してください、、俺はV先輩とは違う。
ヌナのことを誰よりも愛してる。
これから先何があっても、俺がそばに居て守ってあげたい。
あの日、、、ヌナがV先輩に別れを告げた日。
どうしてもヌナに会いたくて宿舎を抜け出した。
教えてもらってからすぐに覚えたヌナの家までの道。
無意識に歩く速度は速くなる。
ピンポーン、、/
ルカ「っジフニ、、?、、来るなら教えてくれれば良かったっ、、!、」
ジフン「、、ヌナに会いたくなって、、、迷惑だった?、」
ルカ「、、ううん、、嬉しい、どうぞ入って?、」
綺麗に整頓された部屋には、引っ越し祝いにって俺がプレゼントしたアロマキャンドルが焚いてある。
ルカ「この香り気に入ってるの^^ ありがとう」
キッチンでお茶を用意してくれるヌナを後ろから抱きしめた。
ジフン「、、ヌナ、、V先輩、、帰ってきたんだね、」
ルカ「、、、、そう、」
V先輩の名前を放って一瞬、ヌナの手が揺れて。
でもすぐに俺の方を向いたヌナの目は、よく見ると少し赤くなってる。
ルカ「ちゃんと、、さよならした、、っでも、、最後に傷つけたのは、、、私だった、、っ、」
ジフン「そんなことないよ、、ヌナを泣かせた先輩が悪い、、」
ヌナの冷たい頬に触れてキスをする。
こんなに人を好きになって、、、初めて怖いって思った。
絶対に失いたくない存在って、家族以外にあるんだなって。
ルカ「ジフニ、、好きだよ、、、」
ジフン「、俺も、、愛してる、」_____、
別の日、V先輩が会見を開くとの話題で持ちきりになっていた。
何だかこの前見た先輩とは別人みたい。
「交際報道はデタラメです。」
そうはっきり答えたV先輩は。
「俺には、、大切な人がいます、」そう言い放った。
ジフン「今更気づいても、、、遅いですよ、V先輩、、」
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星空(プロフ) - 続きが楽しみです!テヒョンさんとミジョン?の関係がどうなるかがすごく気になります!! (2022年10月5日 16時) (レス) @page25 id: d8561d62a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Apple | 作成日時:2022年9月2日 0時