episode 29 依頼主とのオフ ページ29
頬をくすぐるような感触で目が覚めた。
ﾃﾋｮﾝ「、おはようルカ、もう朝だよ？」
少し掠れた声に寝癖のついた髪。
そっか、、、私あのまま寝ちゃったんだ。
時計を見ると朝の8時。
大変！就業時間ギリギリじゃん！
急いで服を探してると、慌てふためく私を抱きしめようとするテヒョンさん。
ﾃﾋｮﾝ「今日俺たち皆オフなんだ。だから今日はルカも休みなよ。」
ルカ「いやいや！ダメですよ！家事にお休みはないですしそれにっ、」
ﾃﾋｮﾝ「早く俺たちから借りを返したい？」
低いトーンで耳元で話すテヒョンさん。
ルカ「、、勿論です。見ず知らずの方からなら尚更です、」
ﾃﾋｮﾝ「・・・わかった、」
意外にあっさり引き下がったかと思ったテヒョンさんは、私のをまたベッドまで引き摺り下ろした。
全然人の話聞いてない、この人。
ﾃﾋｮﾝ「じゃあ今日は一日買い物に付き合ってよ。昼から皆で出かけるからさ、一緒に来て、」
ルカ「え？、でも、、、」
ﾃﾋｮﾝ「俺たちの我儘に付き合うのも仕事のうちだと思ってさ、はい決まり！」
半ば強引に誘われた買い物の付き添いをする事に。
まあテヒョンさんの言う通り、仕事だと思えば大丈夫か。
準備を済ませてリビングに入ると皆さん支度を終えて私待ちだったみたい。
さらっとハイブランドを着こなす彼らはファッション誌から飛び出したよう。
全員の視線が私に集中すると、
ｼﾞﾐﾝ「とりあえず、その服装からどーにかしないとな。笑」
ﾎｿｸ「そうだな。笑 じゃあ行くよー」
え？何？
そんな変な格好はしてないと思うけど・・・
「行くぞ、、、早く来い、」
服装を確認してる私の頭を撫でたユンギさん。
私が乗せてもらった車の運転席にはテヒョンさん。
助手席にはジョングクさん。
「俺らは後ろな、」
って、私の手を引っ張って後部座席に連れてったのはナムジュンさん。
初対面で日本人だってわかった時の怖い顔がずっとよぎってて、ナムジュンさんは特に接しにくい印象だったのに。
車内に乗り込むと、広い車内なのにぴったり私にひっつくナムジュンさん。
ナムジュンさんって、なんか高級な香りがする、、、
ルカ「、、近いです。」
ﾅﾑｼﾞｭﾝ「別にいいでしょ？、せっかく隣座ったんだし、、ねえ、あの２人とは済んだんだろ？」
まだ出発前の車内で。
意味深に笑うナムジュンは私の手をずっと握って離さなかった。
episode 30 試着室→←episode 28 身の程知らず
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1352人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Apple(プロフ) - おじゃるまるさん» ありがとうございます(*^_^*)読んでくださり嬉しいです！！更新頑張りますm(_ _)m (2022年9月1日 17時) (
レス) id: 384a6159fe (このIDを非表示/違反報告)
Apple(プロフ) - Kojima-Yurinaさん» コメントありがとうございます！！読んでくださって嬉しいです☆更新頑張ります(*^^*) (2022年9月1日 17時) (レス) id: 384a6159fe (このIDを非表示/違反報告)
Apple(プロフ) - ぱせりさん» 読んでくださってありがとうございます！！嬉しいです(*^^*)更新頑張りますのでよければ続きもお楽しみくださいm(_ _)m (2022年9月1日 17時) (レス) id: 384a6159fe (このIDを非表示/違反報告)
おじゃるまる(プロフ) - おもしろすぎます！！更新楽しみです(o^^o) (2022年8月30日 22時) (レス) @page48 id: 3c8b97a1b0 (このIDを非表示/違反報告)
Kojima-Yurina - Apple様。初めましてm(*_ _)mこのお話凄く面白いです。続き楽しみにしています。頑張って下さい‼︎٩( 'ω' )و応援しています‼︎ (2022年8月21日 7時) (レス) @page38 id: 3d3291bd67 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Apple | 作成日時：2022年7月31日 21時
