Follow a Dream Ⅳ (ページ47)

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episode 197 As you want ページ47

カスミ「ただいまぁー」

家に入るなり思いっきり深呼吸をする、
玄関にいつも置いてあるユンギが選んだアロマのいい匂い。

リビングのソファに横たわって目を閉じた。
やっぱり自分達の家が一番落ち着く、、、

さっきのパン社長とオッパの寂しそうな顔が浮かんで、半分罪悪感と半分これからの自分の人生の選択に期待する気持ちが混ざり合う。

でも後悔はない、ユンギも背中を押してくれた。

これから色々やらなきゃいけない事もやりたい事も山積みでどこから手をつけたら良いか迷うけれど、

今はとりあえず、、、溜まった洗濯物から片付けよう。笑

＿＿＿＿＿＿＼ｶﾞﾁｬ／

カスミ「ユンギ！おかえりなさい、」

帰宅してすぐに鞄を放り投げて私を抱き寄せるユンギ。

ﾕﾝｷﾞ「おかえり、カスミ、、、お風呂入ったの？いい匂いする、、、」

首筋に顔を埋めて唇を押し当てる、

カスミ「ちょっとユンギ！笑くすぐったいよっ、笑」

ﾕﾝｷﾞ「さっきパンPDからもカスミの事聞いたよ、皆ショック受けてたけど大丈夫、一緒にいいアルバム作ろう、、、俺たちならきっと上手くいく、」

カスミ「うん、、、頑張るね＾＾すごく楽しみにしてる！、」

ユンギの甘い香りに包まれて、ふわふわした気分になる。

今私、最高に幸せだ、

カスミ「ご飯、一緒に作ろ？何食べたい？＾＾」

台所にいこうとするとすぐにユンギに腕を掴まれる、

ﾕﾝｷﾞ「待って、、、カスミこっちおいで、」

広すぎる廊下を抜けて、寝室に連れてった。

ベッドにゆっくり押し倒して額にキスをする。

ベッドサイドの明かりに照らされたユンギはすごく色っぽくて、今更こういうことするに緊張しなくてもいいのにドキドキして、、、

カスミ「ユンギ、、、愛してるよ、、、」

すごく欲しくなってユンギにキスをする、
触れるたびに密度が増していく、、、

ﾕﾝｷﾞ「もう、、、死んでも離さない、、、カスミ、、、っ、」

ユンギの唇が、舌が、汗が、全部熱くて焼けつきそう、

体の隅までユンギに支配されるよろこびに酔いしれた、

私も、、、絶対に離さない、、、

悩んで傷ついて、たくさん泣いて苦しいこともあったけれど、それでもあなたの側にいたかった、

ユンギが隣にいる未来しか欲しくない。
この願いはずっと変わらない、あの日から、、、

私はしぶといからね、

もし離してって言っても離してあげない。

今はお互いの欲望に忠実に、ほしいままに求め合った、、、