episode 175 regret ページ25
※ｼﾞｮﾝｸﾞｸside
＿＿＿＿＿歌謡祭当日、
昨日の夜はヌナの事ばかり考えてしまって眠れなかった、
ヌナがアンチコメントに一人で応えた時、俺だけは絶対ヌナをひとりにしないって約束したのに。
自分から約束を破るなんて、最低だ。
間に合うならちゃんと話したい。
ヌナを失うなんて、考えられないよ。
会場には沢山のファンが集まっていた。
バックヤードはスタッフやスタイリスト達が大忙し。
俺たちもメイクルームで準備を始めるけど、正直すごく空気が重い。
ﾍｱﾒｲｸ「皆さんどうしました？もうすぐ本番なのに、、、」
ﾎｿｸ「大丈夫＾＾ ちょっとだけ緊張してるだけだから。笑」
笑顔でやんわりと誤魔化してくれたホビヒョン。
RM「皆！今は余計なこと考えるな！ステージの事だけに集中するんだ、、、そうだろ？」
ｼﾞﾝ「、、、ああ、そうだな！ARMYにもいい姿を見てもらおう！」
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「、、、余計な事？、ヌナの事を考えるのが余計な事なの？」
ナムジュニヒョンが言ってる事は間違ってないのかもしれないけど、どうしても我慢できなくて、思わず口にしてしまった、、、
ｼﾞﾐﾝ「ジョングガ！ やめろよ、、、」
ピリピリし空間の中でも、沈黙を貫くユンギヒョンにも尚更腹が立った俺はその場にいるのも辛くなって。
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「、、、ごめんなさい、ちょっと出てくる、」
ﾃﾋｮﾝ「ジョングガ、、、」
メイクルームを出て気づいたらヌナの名前が書いてある楽屋の前にたっていた、
入ってみようかな、、、
「ジョングクさん？」
声がする方を見ると、ヌナのマネヒョンが立っていた。
ﾊﾝｷﾞｮﾙ「突然の曲目変更申し訳ありませんでした。今日のステージ楽しみにしてます＾＾」
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「あのっ！、、、ヌナは中にいますか？」
ﾊﾝｷﾞｮﾙ「会うなら本番後がいい。カヒも今は集中してるから、、、」
力なく歩いてると、女性たちの話し声が聞こえてきた。
ｻﾗ「カヒさんもこれでBTSとは一緒にいられないわね。笑 あの絶望した顔最高だった！BTSもカヒさんより私を信じるなんてバカだよね〜」
ｽﾝﾋ「やめてよサラ。笑 今までの嫌がらせも全部サラが仕組んだ事なのに本当に面白いほど炎上してくれてウケるんですけど。笑」
はぁ？ 嘘だろ、、
今までの全部、こいつのせいだったのか？
やっぱりちゃんと話を聞くべきだったんだ、、、
今更後悔しての仕方ないのに、、、
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作者名：Apple | 作成日時：2022年4月22日 0時
