Follow a Dream Ⅳ (ページ24)

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episode 174 Before it breaks ページ24

※ｼﾞｮﾝｸﾞｸside

帰国後すぐに歌謡祭に向けてのリハーサルが始まった。

年に一度の大きな歌謡祭、他のアーティストも参加するしカスミヌナにとって初めての大きなステージ。

大型新人だったこと、初登場から連続チャート一位なのもあってマスコミからもかなり注目されてる。

さすが俺たちの自慢のヌナ。

そんなヌナと共演出来る時がくるなんて、夢みたいだ、、、

パンPDの提案でテヒョニヒョンと俺とどちらかってなって、俺が選ばれた。

ﾃﾋｮﾝ「ジョングガいいなぁ、、、俺も歌いたかったのに、」

ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「ごめんなさいヒョン＾＾あー楽しみだ！笑」

羨ましがるテヒョニヒョンを煽ると、ひとり黙々とダンス練習をしてるユンギヒョン。

ヌナとちゃんと連絡できたかなぁ、、、
いや、あの二人なら大丈夫だ。

今は歌謡祭に向けてしっかりやらなきゃ！

＿＿＿＿＿＿＿＿＿リハーサル当日、

本番さながらに全体通しのリハーサルが始まる。

ヌナの順番は、俺たちの出番が終わった後だ。

カスミ「よろしくね、ジョングク＾＾」

ギターを抱えたヌナ、真剣な眼差しがカッコよくて見惚れてしまう。

それにステージで初めて一緒に歌ってみてわかった。

ヌナの声の破壊力に、、、心に染み込んで溶けてくみたいだ。

明日の歌謡祭の共演が楽しみだって、

そう思ってたのに。

ヌナのあんな顔初めてみた、サラさんを怖い顔で睨みつけて。

ヌナが殴ったなんて、嘘だろ？何か事情があるはずだ、

理由もなしにそんな事する人じゃない、

そう言いたかったのに、、、

なにも言えずにヌナを一人ぼっちにしてヒョン達について楽屋を出てしまった。

ヌナのあの涙が頭から離れない、

でも、手を上げるなんてやりすぎたよ、ヌナは、、、

サラさんを送ってったユンギヒョンは戻ってからも黙ったまま、

他のヒョン達も、、、

こんな気持ちのまま、明日の本番を迎えるのか、、、

＿＿＿＿＿歌謡祭当日、

ﾏﾈｰｼﾞｬｰ「ジョングク、突然だけどカヒさん側から曲目の変更があったらしくてジョングクと二人で歌う曲は変更になったそうだ、」

ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「、、えっ？、嘘、、、」

当然か、、、昨日の今日だし、無理もないよな。

胸騒ぎがする、、、

俺はとんでもない事をヌナにしてしまったんじゃないかって。

一方的にヌナを悪者にして、、、

早くヌナに会いに行かないと、

絆が壊れてしまう前に、、、