episode 173 Not when you're depressed ページ23
なんて悪いタイミングなんだろう、、、
私が叩いてしまった拍子に座り込んでしまったサラさんとそれを見下ろす形で立ってる私、
ﾃﾋｮﾝ「、、、ヌナ？何してるの、、、？」
カスミ「皆、違うの！、、これはっ」
ｻﾗ「、、、オッパぁ！、、カヒさんが急に叩いてきて、、、」
ユンギに縋り付くように訴えるサラさん、
ユンギ、、、皆、、、信じないで。私の話を聞いて、、、
でも、皆の冷ややかな視線が何も言えなくさせる。
ﾕﾝｷﾞ「、、、大丈夫か？サラ、、、楽屋まで送る、、、」
サラさんの手を引いて、私と目を合わせずに出て行ってしまったユンギ、
その時のサラさんの含み笑いにゾッとして、怒りと悲しみで手が震えた。
ｼﾞﾝ「、、、ヌナ、何があったか知らないけど、殴るなんて酷いんじゃない？」
RM「ヌナがそんな人だったなんて知りたくなかったよ、」
冷たい言葉にいつの間にか涙が止まらなくなった、
ｼﾞﾐﾝ「、、、泣きたいのは叩かれたサラの方じゃない？」
、、、どうして話を聞こうともしてくれないの？
私たちの絆ってこんな簡単に壊れてしまうものだったの？
腕につけていた、皆とお揃いのブレスレット。
私がこれをつけてはいけない気がした、、、
投げつけられたピアスを拾って、惨めな気持ちになる。
誰も味方がいない、世界でたった一人にされたみたいで。
ﾊﾝｷﾞｮﾙ「カスミ！？、サラさんと何があったんだ！？、」
座り込む私に駆け寄ってくれる、
カスミ「、、、どうして私ばかりこんな思いしなきゃいけないの！！？っ、どうして誰も、、、っ、、信じてくれな、、」
悔しくて泣き喚く私を抱きしめてるオッパに、尚更涙が溢れる。
気持ちを落ち着かせて、一連のやり取りをオッパに話した。
ﾊﾝｷﾞｮﾙ「酷いな、、、ただの僻みと八つ当たりじゃないか！、それにどうして彼らはカスミの話を聞いてくれなかったんだ？、いつもなら一番に味方になってくれてたろう？、、、」
カスミ「、、、やっぱり叩いちゃった私が悪く写るんだろうね。それでも信じてくれるってどこかで期待してたけど、、、もうダメなのかな、」
ﾊﾝｷﾞｮﾙ「そんな弱気じゃだめだ！ 明日の歌謡祭も予定通り出られるな？ファンが待ってる、」
そうだ、、、明日の歌謡祭、楽しみにしてくれてる人が沢山いる。
落ち込んでる場合じゃない。
カスミ「オッパ、、、明日の曲目変更します。ジョングクと歌う曲は外してください」＿＿＿
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作者名：Apple | 作成日時：2022年4月22日 0時
