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episode 133 Her parents ページ33

※ ユンギside

今日はカスミの両親と初めて会う大事な日だっていうのにあまり寝付けなかった、

もしかしたらライブの時より緊張してるかもしれない。


パンPDに呼び出されたカスミは朝からマネージャーと会社へ出掛けていった、

まだマネージャーの事は気に入らないけど、ちゃんと仕事は出来る人らしいし、まあ良しとするか。


カスミのお父さんはお酒が好きで、お母さんは甘いものが好きだって聞いたから、いくつか良さそうなものを用意した。


 
流石に両親に会うのにパーカーはないよなって、買ったばかりのブランドのシャツに着替える、

仕事以外は割となんでも面倒がってしまうけど、カスミのためなら面倒なことも面倒じゃなくなるんだ、

俺の私生活はほぼカスミを中心にまわってると言っても過言じゃない、

それが心地良いんだ、、、






______玄関が開く音がする、


急いで玄関に向かうと、笑いながら入ってきたカスミと、ご両親。

お父さんは背が高くてキリッとした印象で、お母さんは小柄で色白の可愛らしい人。

カスミはご両親の良いところばかり遺伝したんだな。



挨拶しようとした時、お父さんからBTSに似てるって言葉を聞いてなんだかおかしくて、自分の事なのに他人の話をしてるみたいで。笑


でも嬉しかった、日本でも認知してくれる人が増えてるんだなって。



また日本でライブがしたいな、、、



リビングでカスミが俺たちが出会った経緯を話してくれた、

思い出すと、本当に色んなことがあったな、、、

こんなに人を好きになって本気で結婚したいって思える人に出会えて、俺はほんとに幸せだ。



カスミ母「ユンギさん、さっきはきちんとご挨拶できなくてごめんなさい。改めてカスミの母です^^」


カスミ父「不束な娘ですがよろしく頼みます、、、是非日本にも遊びに来てくださいね^^」


ある程度理解してくれた両親はさっきと違う柔らかい表情で、俺もほっと胸を撫で下ろした。


カスミ「あとね、、、話さないといけないことがある。」

真っ直ぐご両親を見た後、俺の方を見るカスミ、


カスミ「私、デビューすることになったんだよ、、、ユンギと同じ事務所の歌手として、」


カスミ「、、、え?、歌手って、、、あなたは美容師でしょ?今はBTSさんの専属なんでしょ?」


さっきより困惑したご両親の表情、無理もないよな。



こうなった原因でもある俺の胸も痛むけど、それほどの才能をカスミは持ってるんだ___、

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設定タグ:BTS , 防弾少年団 , SUGA   
作品ジャンル:タレント
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作者名:Apple | 作成日時:2022年2月23日 22時

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