episode 132 First meeting ページ32
母「ハンギョルさん、わざわざ迎えにまで来てくれてごめんなさいね? カスミ、人使いが少し荒いんじゃない?」
ハンギョル「そんな事ありません^^ 僕が申し出たので気にしないでください、」
ホテルから家までの道のりで、何故か叱られる私。笑
父『交際してる人と一緒に暮らしているんだろう?、どんな人なんだ?同じ美容師さんかい?』
カスミ『違う、、、いや、本当に凄い人だよ、一緒にお仕事させてもらってて彼の事すごく尊敬してる、、、二人とも絶対驚いちゃうと思うけど、落ち着いてね、』
私の話ぶりに不思議そうなお父さんとお母さん。
ハンギョル「着きましたよ^^」
母『何?、、、カスミ、あなたこんな大きなマンションに住んでるの!?、』
父『母さん落ち着いて、、、カスミも言ってただろう?、』
思った通りのリアクション。笑
オッパにお礼を言って、エントランスへ向かう。
ずっと辺りをキョロキョロしてる両親を見て、初めてユンギと引っ越した時の自分を見てるみたいだった、
カスミ「ただいま、遅くなってごめんね。」
玄関を開けると、リビングからお出迎えしてくれたユンギ、
さっきまで来てたパーカーから新品のシャツに着替えてて、なんだか笑ってしまった。
ユンギが挨拶する前に口を開いたのは意外にもお父さんだった。
父「ぁ!、、、君は、、、いや、でもそんなはずないよな、、、私の学校で生徒がBTSって騒いでた人によく似てたもので、、、」
母「お父さん初対面の方に失礼よ!、ごめんなさいね?」
一連の流れを見てクスクス笑い出すユンギ、
よく似てるんじゃなくて、本物だよお父さん。
ユンギ「初めまして、カスミさんとお付き合いさせて頂いてるミン・ユンギと申します。職業は、、、アイドルです。お父さんが仰ってるBTSのSUGAです、」
母「えー!!、嘘、、、カスミどういうことなの!?」
少しパニック気味の両親をなんとかリビングに案内してソファに掛けてもらった、
カスミ「まずは私が韓国に来たばかりの頃から話さなきゃいけないね、」
セミナーでユリさんと出会ったのがきっかけで、ユンギと縁ができたこと。
ユンギの専属美容師になって、付き合い始めたこと。
将来の約束をして、一緒に暮らし始めたこと。
母「そうだったのね、、、人生何があるかわからないものねぇ、、、」
若干まだ放心状態の両親、
でもまだこの話の続きをしなきゃならない。
よく聞いてね、、、?
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作者名:Apple | 作成日時:2022年2月23日 22時