彼女は傷つかない５［BTS］ (ページ18)

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episode 218 漆黒の天使ページ18

総勢14人も集まったリビングでは、かなりのハイペースでお酒の瓶が空になっていった。

ミンギュもお酒強い方けど、この人達も相当強いんだなぁ。

ほぼ出来上がってしまったホシさんを筆頭にミンギュとの馴れ初めを聞かれたり、

「ねぇヌナ！ヒョンともうキスしたの？？」って唐突な質問を投げかけたディノさんの口を塞いだのはジョシュアさんだった。

ｼﾞｮｼｭｱ「マンネのくせに生意気なこと言っちゃダメー。笑」

「バカか！そんなもん、それ以上の事してるに決まってるだろ？笑」ってニヤニヤしながらミンギュを揶揄うドギョムさん。

ﾐﾝｷﾞｭ「もう勘弁してよ〜、」

ｳｼﾞ「ルカさんうるさくてごめんね。笑何か欲しいものあったら遠慮しないでね＾＾」

ルカ「はい＾＾ありがとうございます」

はにかんだ笑顔が印象的だったウジさんのお言葉に甘えてグラスのお酒を一気に流し込んだ。

暫くすると各々ゲームしたりカラオケまで始まった。

ミンギュはスングァンさんとホシさんにずっと絡まれている。

テーブルの端でサラダをつまみながら、そんなミンギュの横顔を見つめていた時。

ワインのボトルを持ったジョンハンさんが話しかけてきた。

ｼﾞｮﾝﾊﾝ「ヌナ、ワイン足りてる？あ、グラス空じゃん＾＾どうぞ〜」

微笑みながらワインを注ぐ彼は、本当に天使のように美しくて思わず見入ってしまった。

ｼﾞｮﾝﾊﾝ「ん？俺の顔、何か付いてる？」

ルカ「あっ！、、いや、別に、、、ありがとうございます、」

ｼﾞｮﾝﾊﾝ「あ、ヌナ。俺に敬語使わないでよ＾＾名前もジョンハンって呼んで欲しいなぁ、、、」

ルカ「えっと、、、じゃあ、、、ジョンハン？」

ｼﾞｮﾝﾊﾝ「やった＾＾あ、ヌナに特別に見せたいものがあるんだ。ちょっと抜け出さない？ミンギュも酔っ払ってるし」

ジョンハンが指差す方には酔ってソファにもたれてるミンギュだった。

珍しい、、、そんなに飲んでたのかな。

「ミンギュの秘密、知りたくない？」

そう囁くジョンハンは、YESもNOも言っていない私の手を引いて部屋の外に連れ出した。

その手の感触がどんどん強くなっていることに気がつかない私は、アルコールの効果も手伝ってか、彼の言うままに別の部屋に招き入れられた。

ルカ「ここ、、ミンギュの部屋？」

ｼﾞｮﾝﾊﾝ「俺の部屋だよ？、、ねぇヌナ。単刀直入に言うけど、、、ミンギュと別れてくれない？」