prologue ページ2
?「ねぇ、お姉さん…俺を拾わない?」
土砂降りの雨の中、そう声を掛けられた。
会社からの帰り道、ちゃんと傘を差してもスーツと靴は濡れてしまう…
?「…行くとこ無いんだ、だからさ…俺を拾ってよ、お姉さん」
切れ長で真っ黒な目が、私の姿を映す。
彼はまるで、捨てられた猫の様だった…
A「丁度『猫』を飼おうかと思っていたし…別に良いわよ、家に来ても」
ずぶ濡れの状態で電柱に座り込んでいる彼を見ると、私は屈んで同じ位の目線になり…そう言う。
?「…へぇ、『猫』ね…」
彼はニヤリと口元に笑みを浮かべると、『にゃあ』と猫みたいに鳴く…
雨の中、私は大きな『猫』を拾った。
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ミサぽん(プロフ) - 未紅さん» おぉ!お久しぶりです!此方こそ、宜しくね! (2016年10月1日 22時) (レス) id: 5bf4cfcaa2 (このIDを非表示/違反報告)
未紅(プロフ) - やあ。誰だか解るかな( 移住したって言ってましたけど久しぶりにやったら、すんなりログインできたんで。此方でもよろしくねー(ミクだよ) (2016年10月1日 21時) (レス) id: 78fcb9e04b (このIDを非表示/違反報告)
ミサぽん(プロフ) - 真理さん» コメント有難うございます!もっと甘くですか…リクエスト、承りました!続き…頑張って更新します! (2016年9月13日 8時) (レス) id: 5bf4cfcaa2 (このIDを非表示/違反報告)
真理(プロフ) - おもしろいです!あのリクなんですけど!もっと甘くできませんかね?あと、続きがきになります! (2016年9月13日 7時) (レス) id: debd3e2cc5 (このIDを非表示/違反報告)
ミサぽん(プロフ) - RIRIさん» RIRIだ!うわー、久しぶりだね!作品見てくれて有難う!これからもがんばります! (2016年9月4日 21時) (レス) id: 5bf4cfcaa2 (このIDを非表示/違反報告)
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