年下 35 ページ37
A「メール…?斗真君からだ…」
買い物からの帰り道、携帯のバイブ音が鳴った…誰だろう?と思いながらポケットに入れた携帯を出してみるとメールを送って来たのは斗真君だった。
雅「………」
隣を歩いていた彼が黒い切れ長の目でジッと私の携帯を見ていた…慌てて携帯を隠すと私は彼に向かって『大丈夫、何でもないから』と微笑んで誤魔化す…
だけど、彼は『本当か?』と疑うかの様に首を少し傾げて此方を見ていた…目は口程に物を言うってこういう事を言うのだろう。
A「信じてないみたいね、本当よ?斗真君は後輩ってだけで何でもないから!」
雅「…信じてない訳じゃねぇよ、唯さ…」
私の話を聞くと雅君は軽く頭を掻くと1つ溜息を吐いた…そして言葉の続きを話し出す、かと思ったのに彼は話してはくれなかった…一言『何でもねぇ…』と言うと、そのまま先を歩く…
A「え?…気になるな、教えてよ!」
『何でもない』、そう言われると気になってしまう…だけど彼は黙って隣を歩くだけで教えてくれない…まぁ無理矢理聞くのは良くないか、そう考えれば私もそれ以上聞いたりはしなかった
雅「…何で、こんな気持ちになるんだ…」
A「………?」
彼が小さな声で何かを言った様な気がしたけど、気の所為かな?鮮やかなオレンジ色に染まる夕方…私と彼は隣に並んで歩き、帰路に着いた。
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ミサぽん(プロフ) - 未紅さん» おぉ!お久しぶりです!此方こそ、宜しくね! (2016年10月1日 22時) (レス) id: 5bf4cfcaa2 (このIDを非表示/違反報告)
未紅(プロフ) - やあ。誰だか解るかな( 移住したって言ってましたけど久しぶりにやったら、すんなりログインできたんで。此方でもよろしくねー(ミクだよ) (2016年10月1日 21時) (レス) id: 78fcb9e04b (このIDを非表示/違反報告)
ミサぽん(プロフ) - 真理さん» コメント有難うございます!もっと甘くですか…リクエスト、承りました!続き…頑張って更新します! (2016年9月13日 8時) (レス) id: 5bf4cfcaa2 (このIDを非表示/違反報告)
真理(プロフ) - おもしろいです!あのリクなんですけど!もっと甘くできませんかね?あと、続きがきになります! (2016年9月13日 7時) (レス) id: debd3e2cc5 (このIDを非表示/違反報告)
ミサぽん(プロフ) - RIRIさん» RIRIだ!うわー、久しぶりだね!作品見てくれて有難う!これからもがんばります! (2016年9月4日 21時) (レス) id: 5bf4cfcaa2 (このIDを非表示/違反報告)
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