年下 25 ページ27
背後を振り向くと、其処には雅君が不機嫌そうな表情を浮かべて立っていた。
昨日の事があった所為か私は彼の顔を見る事が出来ず、思わず目を逸らしてしまう…雅君は此方に近づいてくると、私の腕を掴んで自分の方に抱き寄せる…
A「…わっ⁉」
雅「………」
雅君の突然の行動に驚いたのも束間、私は彼の腕の中にすっぽりと収まってしまった…耳元に雅君の吐息がかかって少し擽ったい。
斗真「…君、いきなり何をしているんだ‼彼女を離せ!」
その光景を見ていた斗真君が、我に返ると慌てて雅君の腕を掴んで睨みつける…けれど彼は全く動じず、斗真君の事を鋭い眼差しでジッと見つめると一言…
雅「…離さねぇよ」
A「……っ…?」
今の貴方は…一体何を考えているの?顔を見てみても彼の表情は変わらなかった、私には雅君が分からない。
暫くの間、2人はお互いを睨み合っていた…けれど雅君の方が斗真君から目を逸らした…かと思ったら、私の腕を少し強引に引っ張って歩き出す…
斗真「…っ…おい!彼女を離せって言っているだろ‼」
先程よりも荒い口調になると斗真君は雅君の腕を掴む力を強くする…だが彼は斗真君の手を無理矢理振り払い、混乱している私を連れて去って行った。
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ミサぽん(プロフ) - 未紅さん» おぉ!お久しぶりです!此方こそ、宜しくね! (2016年10月1日 22時) (レス) id: 5bf4cfcaa2 (このIDを非表示/違反報告)
未紅(プロフ) - やあ。誰だか解るかな( 移住したって言ってましたけど久しぶりにやったら、すんなりログインできたんで。此方でもよろしくねー(ミクだよ) (2016年10月1日 21時) (レス) id: 78fcb9e04b (このIDを非表示/違反報告)
ミサぽん(プロフ) - 真理さん» コメント有難うございます!もっと甘くですか…リクエスト、承りました!続き…頑張って更新します! (2016年9月13日 8時) (レス) id: 5bf4cfcaa2 (このIDを非表示/違反報告)
真理(プロフ) - おもしろいです!あのリクなんですけど!もっと甘くできませんかね?あと、続きがきになります! (2016年9月13日 7時) (レス) id: debd3e2cc5 (このIDを非表示/違反報告)
ミサぽん(プロフ) - RIRIさん» RIRIだ!うわー、久しぶりだね!作品見てくれて有難う!これからもがんばります! (2016年9月4日 21時) (レス) id: 5bf4cfcaa2 (このIDを非表示/違反報告)
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