俺の母さんは兵士さんやった

43 ページ50

貴方sid.


あれから一階を散策して、鍵のついている食堂を開けようとしていた、、、至って普通の食堂




「ｯ！？、なんｯ！」

『どうした？普通だろ』

「普通じゃ、あかんのやｯ、、！」




どういうことだ？
始めて来たのならこんな反応しない筈だ

何か、、、隠してんな





『話を聞こ「逃げてぇ！！！」



『「！？』」

「ロボロがｯ！来てるぅうぅ！！」

『はっ！？お前なんで此方にｯ』



三人の後ろには笑いながら刀を振るうロボロが

普通は囮になって複数の生存を考えるだろ！
そうだこいつら子供だった！！！

ていうか、、彼奴消火器持ってるなら殺れよ





『金髪！お前その消化器で足止めしろ！』

「おっ！？その手が、、外したぁ！！！」

『は！？』




みれば消火器を無視して走ってくるロボロの姿
本当に外したのかよ！！！

私の銃を使うかｯ

狙いをロボロに定めて一発打てば、足に直撃して動かない

走ってくる三人とトントンの後ろを警戒しながら先導していく





『お前はｯ、何をやってるんだ！！！』

「ヤバイ！！死ぬ！！あ、おいしぃ！！！」

『言ってる暇があるなら走れ！！！』




能天気か！！！

最初の発砲でロボロに銃が少しの間しか動きを止める事ができないのはわかっている

先程二発売ったから、、、後三発
最後までもってくれよｯ、、！





『ｧｶﾞｯ、！、、ｯ！！』

「傷が痛むんか！？って血でてるやん！」

『この、位ｯ、、何でも、ないっ』

「だ、大丈夫なん？死なへんよな？」





阿保か、腹切られたぐらいで死ぬわけ無いだろ
痛いがな

火をおこすものか、酒があれば良いんだが





『消毒、、いや、圧迫止血の方がいいか』

「ならっ、これ。俺のマフラー」

『、、ここなら、平気だな。使うか』





結局五人で行動しているが、まぁ、良いか
トントンに聞きたいこともあるしな

自分の服をめくり腹をみれば貫かれている部分から血が流れ続けている

あぁ、、、これは早くしないとな




「ええ体してんなぁ、、傷多いけど」

「俺でもそんなこといわんぞ、、、」

『虚しくなるから止めろ』




意外と気にしてるんだからな、この体型
男みたいだし、まぁ、、筋肉があるし

傷だらけなのは認める、、、で




『お前は食堂で何を動揺してたんだ』

「ッ、、、なかったん、や」

『は？』





「牢屋が、無かった、、失くなっとる」

この小説の続きへ→←42

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す