我々探偵の事件簿 (ページ4)

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貴女side.

何故か知らんが入ってきた刑事さんに全員が驚かせされながら、状況は進んでいく

私を含めた四人はそれぞれ一人ずつ違う部屋に入れられた

多分やけどアリバイとか動機でも聞くんちゃう
さっきの二人の事はもう考えるの止めた

『私の担当は総統さんか、よろしゅう』

「む、初対面で総統と言われたのは初めてだ」

『やって、名前に総統ってあるやん』

フューラーはドイツ語で総統って意味やろ？

やっぱこの人はドイツ人なんかな。妙に日本語上手いけど、まあイケメンは成績がええし、そんなもんか

ちょうどその部屋には灰皿があったんで、煙草を吸うことにした。勿論許可はとったで？

『ﾌｩｰ、、何です？ジロジロ見んといてもろて』

「いや、煙草を吸うと印象が変わるな、と」

『よう言われますわ。まぁ、見た目こうでも陰キャなんで』

怖がらんくても平気ですよ、雑魚ですからね！

私的には総統さんのバリトンボイスの方がよっぽど餓鬼に怖がられる気がするんですけど

その見た目やし。それで甘いもの好きとか言ったら私笑いますよ

「そろそろ本題に入ろうか」

『ん？あぁ、はい。言っときますけどやっとりませんからね』

「それは理解している。他の連中はどう思ってるかは知らないがな。少なくとも私は、君の事を無実だと思っているゾ」

『そりゃあどうも』

一本目の煙草を消し、二本目に火をつける

その間も全然私から目を逸らさない刑事さんを不思議に思いながら、特に何も言わない

見てもええけど後から文句は言わんでね

「、、、君に、一つ提案をしたい」

『まぁ、話次第やけど、どうぞ？』

「私の、協力者になってくれないか？」