No.43 ページ44
麻「いやー、バスケ部の合宿も今日で終わりだねーー」
「だね」
１週間もあるバスケ部の合宿も今日で終わり
マネージャーをしたけどただタオルとお水を配るだけ
ある意味、観戦客だ
合宿最後の日だから近くにある海に行ってみんな遊んでる
私は海に行くなんて聞いてなくて何も用意してなかったからただ砂浜で遊んでるだけ
麻衣は海に行くと思い込んでたみたいで運よく水着を持ってて海の中に入って遊んだりしてる
最近、彼氏と別れたみたいで今はナンパ待ちらしい
麻「あ！イケメン集団発見〜！私行ってくるねー」
その様子が麻衣らしくて面白い
麻衣もいなくなったし、みんな海で遊んでるし、暑いし、合宿場に戻ろ
合宿場に戻って館内を散歩してたら体育館からボールをリバウンドする音が聞こえてきた
ドアを開けて中を見ると
藤「あれ、A？」
藤ヶ谷先生がバスケットボールを持ってた
「バスケ…してたんですか？」
藤「うん。Aもやる？」
持ってたボールを私に投げてそのボールをキャッチする
やってみるにもバスケなんて体育の授業だけ
「最初に言っておきますね。私、下手ですよ」
ゴールの前まで来て持ってたボールをリングの中へと入れる
でもカスリもしなく、そのまま落下
藤「うわ、思ってた以上に下手だったわ(笑)」
「仕方ないじゃないですか。そんなにやった事ないから」
藤「ごめんね？じゃ、教えてあげるよ」
私の後ろに回って腕を持つ
藤「ボールを投げる時のフォームはこう」
藤ヶ谷先生の口元が耳の近くで聞こえてくるし
体同士が密着もしてるし
より一層ドキドキする
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 64人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：マーガレット | 作成日時：2015年12月24日 19時
