彼らと私たちの恋愛模様２

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警察「この部屋に犯人がいます。」


部屋に入って窓越しに犯人をみた。



警察「この人が犯人です。」



あ、やっぱり前会った人だ。
てことはやっぱり私のせいだ。私のせいで美玲が…………



あ「見覚えあります。実は私、１ヶ月前ぐらいからこの人にストーキングされてたんです。全部話します。」



それからストーカーされてたこと。話したこと。あの日から１週間なにもなかったこと。全部話した。




警察「そうだったんですか。あなたはこの人の事を覚えていなく、西宮さんのことを恨み、放火したということですか？」




あ「私はそう思います。あの、この人の名前は何ですか？」



名前を聞けば分かるかも知れない。元々は私の記憶力がないため。




警察「山本廉。２１歳です。」


山本廉……んーやっぱ会ったことあるっけ？




警察「ご協力ありがとうございます。またなにかわかり次第連絡を致します。」




警察署からでて、また病院に着いた。



愛菜と彩花はまた事情聴取でいない。今は意識のない美玲と私だけ。



プルルル

もうこんな時間になに？
スマホの画面には藤ヶ谷太輔の文字。




あ「もしもし。」




藤「もしもし、A？ニュース見てたんだけどAたちの家火事があった家らへんの所に住んでるだろ？だから連絡したんだけど」



太輔にはなんでも分かるんだね。いつもチャラチャラしてるくせにこんな時いつも優しくなる太輔。

やばい。こんなこと思ったら涙腺が切れるじゃん




あ「うー。たいすけ〜。もうなんでそんな優しいの？」




藤「どうした!?なんかあったら話聞くよ？」



太輔は大事な友達の１人だから話さないとね。




あ「実はね、放火された家は私たちの家なの。私は夜遅くまで仕事やってたから大丈夫だったんだけど、美玲がね…煙吸っちゃったから意識ないの。もうどうしていいかわかんないよ〜。」




藤「美玲が!?てかあれAの家!?え、今どこにいる？俺今からそっちいくから」



あ「○○病院の１０２号室。待ってるね」





美玲……ごめんね？きっと辛かったよね？私たちの家を守ろうとしてくれてありがとう。
私のせいで大事な美玲をこんな目にあわせてほんとにごめん。


もう、目を覚ましてよ。私ずっとまってるからはやく起きて？謝りたいの。
A〜！っていつもの美玲で言ってよ………




あ「ごめん……ごめんね、………ひっく……うー。美玲起きてよ……ひっく」

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