検索窓
今日:2 hit、昨日:4 hit、合計:21,338 hit

レオ姉がオネェになった理由 ページ15

今まで誰にも話したことがないから、うまく話をまとめられるかしら?


実「私、昔からこんな感じだったわけではないのよ?


そうねぇ…中学生の半ばかしら?


元々男らしい、とは無縁だったし…


女の子と話すときには丁寧にしゃべろうとしてたのよ。


そしたら自然にこんな感じに……


って、感じかしら?


親しみやすくなりたい思ってたのよ。



まぁ……そのせいで男子からは虐められて……嫌だったけど」


貴「そうだったんだ………」


実「あの頃は女の子に生まれればよかったーなんて思ってたけど


そしたらバスケもできてなかったし


征ちゃん達に、会うこともなかったから…


今は神様と両親に感謝してるわ」


貴「そうだよ!別にレオ姉がいいと思ってやったことなんだし


誰に何を言われても変えちゃダメだからね!」


実「フフ、ありがと」



そういえば……私が征ちゃんと初めてあったときも、おんなじこと言ってたわね……



『レオ姉、どうするの?いつもみたいに喋る?』


『そうねぇ……』


『すみません、ここってバスケ部ですか?』

『あ、う、うん!そうだよ!』


『これに、色々書いてもらえるかしら?』


『あっレオ姉!』


『あ』


『?どうかしましたか?』


『!!


変、とか思わないの?』



『変?


僕は初対面の人にそんなこと言いませんし


性格や外見に個人差があるのは普通のことでしょう?


何を基準に変と言っているのかわかりませんが


貴方がそれでいいならそれでいいと思います』





実「似た者同士なのね」


あまりにもおんなじことをおんなじ顔で言うものだから、少し吹き出してしまった。


にしてもあのときはまだ征ちゃんも敬語だったのね……


貴「え?え?」


実「まぁいいわ、質問はそれだけ?」


貴「あっ、まぁ一応」


実「じゃあ……あらもうすぐで終わっちゃうじゃない!


じゃあ雑談でもする?」


貴「うん!」


これで少しは……”答え”も変わるかしら?


せめて”ごめんなさい”から”考えさせて”になってくれるとありがたいんだけど…ね。

夜の自由時間→←昼の自由時間



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.3/10 (25 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
81人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

純粋林檎(プロフ) - ひーさん» こちらの方でもコメント、ありがとうございます。返信が遅くなってしまい申し訳ございません…このシリーズは長くなる予定なので早めに更新できたらと思ってはいるのですが…少し忙しい時期なので、もう少し先になるかと思われます。ごめんなさい… (2016年11月20日 15時) (レス) id: c90e2fd146 (このIDを非表示/違反報告)
ひー(プロフ) - とっても面白いです!更新頑張ってください!!できたら長めに作ってくれたらなーなんておもってます (2016年10月23日 21時) (レス) id: f2e1bf9994 (このIDを非表示/違反報告)
純粋林檎(プロフ) - パステルカラーさん» この無駄に長い駄文、読んでいただきありがとうございます!コメントを励みに頑張っていきたいと思っていますので、待っていただければ幸いです。 (2016年8月15日 8時) (レス) id: c90e2fd146 (このIDを非表示/違反報告)
パステルカラー - とってもおもしろいです。毎日帝光編から読んでいます。どんどん更新して下さい(*^o^*) (2016年8月10日 18時) (レス) id: 39cdab0bf7 (このIDを非表示/違反報告)
純粋林檎(プロフ) - 真昼ノ夜さん» コメントありがとうございます(`ω´)ゝ更新したいのもやまやまなのですがリアルな方で忙しく…頑張りたいとは思っているので、待っていただけると光栄です (2016年8月6日 3時) (レス) id: c90e2fd146 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:純粋林檎 | 作者ホームページ:http://KAITO  
作成日時:2015年3月20日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。