朝は不機嫌な人って必ずいるよね ページ21
AM5:00 起床
貴「ううん……もう朝だ…
レオ姉達、起こしにいかなくちゃ」
手元にあった眼鏡をかけ、起きる。
隣で静かに寝息をたてている征君。
中学の時、机で寝てしまっていたときのことを思いだし少し顔が熱くなった。
その事もあり、昨日起こさなくていいと言ってくれたのだろうか?
…朝が苦手な人だと、緑間君から聞いたような聞かなかったような。
とりあえず今は、レオ姉達を起こしにいかなくては。
朝の支度を一通り終え、音をたてて赤司君を起こさないようにそっとドアを閉め部屋をでた。
廊下を歩いていると、窓から朝日の光がさしこんでいた。
少し眩しく、目を細める。
ふと、散歩日和だなと思った。
(今日は葉山君と散歩でもいいな…)
しばらく歩き、あと少しでレオ姉達の部屋につく。
…しかしなぜこんなにも部屋が離れているのだろう。
それはさておき、もうレオ姉達の部屋のドアが見えた。
それで、ドアにしか目がいっていなかったのか
はたまた朝だからボーッとしていたのか知らないけれど
ドンッ
人にぶつかってしまった。
まさかの事に、そのまま後ろへ倒れる。
しかもメガネが落ちるという悲劇
すると、ぶつかった相手が手を引いてくれた。
?「…大丈夫か?」
貴「すっすみません!ボーッとしてて…」
メガネを拾う前に、謝る。
だが、視界がぼやけ相手がよく見えない。
しかも朝だからか声のトーンが少し低くよくわからない。
=相手を特定できない
とりあえずすみませんとはいったものの…
そんな心中パニックの私に「俺も本読んでたから」と言ってくれた。
貴「ちょっあのすみませんメガネを…」
そういって、手探りでメガネをとりかけた。
瞬きを何回かしたあと、相手をはっきり見ると
貴「あ」
?「…?なんだ」
そこにいたのは、いつも本を読んでいて
影の薄い
黛先輩だった。
81人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
純粋林檎(プロフ) - ひーさん» こちらの方でもコメント、ありがとうございます。返信が遅くなってしまい申し訳ございません…このシリーズは長くなる予定なので早めに更新できたらと思ってはいるのですが…少し忙しい時期なので、もう少し先になるかと思われます。ごめんなさい… (2016年11月20日 15時) (レス) id: c90e2fd146 (このIDを非表示/違反報告)
ひー(プロフ) - とっても面白いです!更新頑張ってください!!できたら長めに作ってくれたらなーなんておもってます (2016年10月23日 21時) (レス) id: f2e1bf9994 (このIDを非表示/違反報告)
純粋林檎(プロフ) - パステルカラーさん» この無駄に長い駄文、読んでいただきありがとうございます!コメントを励みに頑張っていきたいと思っていますので、待っていただければ幸いです。 (2016年8月15日 8時) (レス) id: c90e2fd146 (このIDを非表示/違反報告)
パステルカラー - とってもおもしろいです。毎日帝光編から読んでいます。どんどん更新して下さい(*^o^*) (2016年8月10日 18時) (レス) id: 39cdab0bf7 (このIDを非表示/違反報告)
純粋林檎(プロフ) - 真昼ノ夜さん» コメントありがとうございます(`ω´)ゝ更新したいのもやまやまなのですがリアルな方で忙しく…頑張りたいとは思っているので、待っていただけると光栄です (2016年8月6日 3時) (レス) id: c90e2fd146 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:純粋林檎 | 作者ホームページ:http://KAITO
作成日時:2015年3月20日 20時