非・シェアハウス【すとぷり】 (ページ34)

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7日目　夜ページ34

ジェル君がエプロン姿で台所に立っていた。

ジ「2人ともおかえりー」

こ「ただいまー」

　『あのジェルさん。今日は私が晩ご飯を作る担当ですよ？』

さ「それは大丈夫だよAちゃん。
　今日は特別な事をしようかと」

こ「あっさとみ君！ただいまー」

さ「そういえばおかえりが先だったなw」

　『特別な事って？』

ジ「まぁ晩ご飯になるまで待てば分かるって。
　ころんは少し話があるぞー」

こ「だるいー」

ジ「おいw」

　私はさとみ君に晩ご飯ができるまで「莉犬君の部屋で待ってて」と言われ、不思議に感じながらものの、ドアをノックする。

莉「おかえりーAちゃん！
　一緒にゲームでもやろうか！！」

　『はっはい...？』

　莉犬君に晩ご飯の事を聞いてもあまり知らないようで、仕方ないと思いながらスマブラでぼっこぼこにしてやった。

　 ※設定
　 A様はめちゃくちゃゲームが強い。

　その後、さとみ君が私たちを呼びに来たので、莉犬君が私の手を取りはしゃぎながら私を急かせた。

　やけに居間がシーンってしている。

　ドア越しでもわかる、暗い。

　夜の時間帯が分からなくなってしまう程暗い。

　そして、急に部屋が明るくなり、目の前には6人の男性が立っていた。

　〝Aちゃん！いつもありがとう！〟

　居間のドアを開けた瞬間、クラッカーの華やかな音と共に迎え入れたのであった。