すき？きらい？

４話 ページ5

結里「ただいまー」

母「おかえりー」

結里「今日２時から部活だから、１時半に家出るね」

母「はいはーい」

制服からジャージに着替えるために自分の部屋へ。

部活行きたくなぁーい。
今日から顧問変わるからなー。
しかも、もう一回学校に行かなきゃいけないし｡

……木村来るかな…。

って、ん？
なんで木村が出てきた？
出てくんなよもぉー。

あ、ご飯食べないと。

……

結里「じゃ、行ってきまーす」

母「いってらっしゃい」

１５分かけて学校へ。
学校に着くと、同じタイミングで木村が来た。

裕「最初、ミーティングだっけ。」

結里「そ、ミーティング」

新しい顧問の挨拶。
その為、体育館から１番遠い１年生の教室へ。



「えー…今日から卓球部の顧問になりました…」

声ちっさ!!
聞き取れたのはここだけ。
嫌いなタイプだな、この人。

10分程度でミーティングが終わり、練習。
去年と変わらない練習をしていたら…

「おい!!何やっとんだ!!」

と、急にさっきまで小さい声だった顧問が吠えた。

私は、いつも三和さんと練習をしていて、その光景を見て

「負け犬が吠えてる(笑)」

そこで、三和さんがある提案を…

汐歩「あいつ(顧問)の頭にさ、これ(ボール)当ててみない？(笑)」

もはや、顧問をあいつ呼ばわり。

流石です、三和さん。

そこから三和さんと、２人で顧問が見ていないときに、ボールを顧問へ飛ばしていた。

走行しているうちに、２時間がたち

｢｢ありがとうございました｣｣

練習終了。

そのあと、三和さんと一緒に話を…

結里「あの顧問さぁ…」

までいいかけた途端

汐歩「嫌いだよ」

即答。

結里「これから最低でも１年間顧問だよ」

裕「嫌だわー」

急に木村が入ってきた。

結里「何やの、急に。」

裕「別にー、あ、汐歩ー、一緒に帰ろーぜ」

汐歩「あー、はいはい」

結里「……帰ろっか」

裕「帰るかー」

汐歩「帰ろー」

と言い家に帰った。

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