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Your side
大我「おかえり」
当然のようにソファに座っている金髪。
大我「帰ってくるの遅かったね」
「お腹すいたから瞳とパフェ食べてきた。」
大我「パン食べたじゃん。」
「足りない」
大我「夜ご飯食べれなくなるよ？」
「食べれちゃうんだな、これが。」
大我「だからこんなモチモチなの」
そういって頬っぺたを引っ張る。
私の気持ちも知らずに大我はベタベタ触る。
「やめてよ。制服着替えてくるから離して」
大我「はーい。」
部屋に入って一息
大我が声を荒げた理由を聞きたかったけど、教室に戻った後は学校で大我に会うことはなかった。
せっかく大我が指切ってまで
慣れないお弁当作ってきてくれたのに
何もできないなんて酷い言い方をしてしまった。
そんなつもりはなかったのに。
でもきっと大我を傷つけた。
一口も食べずに、ありがとうも言わずに。
大我は普通におかえりと言ってくれたけど気まずいな…。
"トントン"
部屋をノックされる。
大我「もう着替えた？」
いつもなら勝手に入ってくるのに。
「着替えたよ。」
ドアが開く。
大我「ごめんね、今日。」
私が悪いのに、大我には謝らせてばかりだ。
「私が酷いこと言った。」
大我「それもだし、お弁当上手にできなかったし」
「まあ…あれはお世辞にも上手とは言えないけど…笑」
大我「生意気！！」
また頬っぺたを引っ張る。
「ねえ伸びる」
大我「もう伸びてる」
「お弁当、ありがとう。皆で食べちゃったみたいだけど、残しといて放課後食べたらよかった」
大我「また作るから大丈夫」
「怪我するからだめ」
大我「過保護だな」
「手当てしない方が悪い」
大我「怪我したらAが手当てしてくれたらいいよ。俺男の子だし痛いの平気」
「私女の子だから引っ張られてる頬っぺた痛いの平気じゃない」
そんな強く引っ張ってないのに、とブツブツ言いながら手を離す。
「学校終わってすぐきたの？」
大我「そう、もう喧嘩みたいなの長引かせたくないじゃん。
鉄は熱いうちに打てっていうし」
「使い方ちがくない？」
大我「帰国子女だからわかんない、金髪だし」
髪をクルクル回す仕草が愛おしい。
「今日もご飯食べてくの？」
大我「そう、今日カレーだって。
俺ママさんに料理習おっかな〜。」
失った日常をもう2度と手放さない。
きっとそれだけは大我も私も同じ気持ちだ。
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しなもん(プロフ) - 更新ありがとうございます！切ない北斗君も見てみたいなあっていう勝手な思いです笑次の更新も楽しみにしています！ (2018年8月29日 1時) (
レス) id: 34b259618c (このIDを非表示/違反報告)
無名ちゃん(プロフ) - しなもんさん» コメントありがとうございます。当初は北斗君の予定でしたが話を進めるにつれて私自身も迷っている最中で…その辺も含めて楽しみにしていだけると嬉しいです(^^) (2018年8月27日 21時) (レス) id: 212194d3a4 (このIDを非表示/違反報告)
しなもん(プロフ) - 初コメ失礼します！更新とても楽しみにしています。勝手ながら大我落ちで期待しています！ (2018年8月25日 12時) (レス) id: 34b259618c (このIDを非表示/違反報告)
無名ちゃん(プロフ) - 千明さん» ありがとうございます！更新頑張ります(^^) (2018年8月23日 19時) (レス) id: 212194d3a4 (このIDを非表示/違反報告)
千明(プロフ) - 初コメです!!こうしんが待ち遠しいです!! (2018年8月23日 10時) (レス) id: e60e9bf1ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無名ちゃん | 作成日時：2018年8月22日 1時
