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夏休みがあけたまだ暑さが残る9月。
いつも遅刻ギリギリの時間にしか学校に行かない俺だけど今日は違う。
高地「きょも、今日早くない？一緒の電車？」
大我「そ。俺は生まれ変わるから」
高地「よくわかんないけど頑張れ。笑」
高地はニコニコ笑う。
こいつは無害！
樹「今日朝練なくてよかった！レアなきょもが見れた♡頭ボサボサだよ？」
着替えて顔洗って歯磨きして…
そのまま出てきた俺の頭をクシャっと撫でる
大我「男は見た目じゃなくて中身なの。」
完璧にセットされた樹を睨む
こいつは要注意人物。
電車を降りて学校まで歩くと
いた！
最重要指名手配犯！！
樹「きょも〜…ってあれ？」
高地「なんか走っていったよ。」
樹「きょもって走れんだ…」
俺は自分の持つ最大限に可愛い声を駆使してお前に声をかけた
大我「ほぉくと♡」
お前は怪訝そうな顔でこっちを向く
北斗「何今の声。完全に京本じゃん」
大我「Aと勘違いするかな〜って。
Aが声かけた時の北斗の顔が見てみたくて。」
北斗「意味わかんない絡みやめてよ」
ほんとはわかってるくせに。
俺とお前がライバルって事！
「朝から仲良しだね」
声の主は俺の可愛いお姫様。
が、樹と二人乗りしてやってきた。
大我「なんで！？」
樹「きょも乗せてあげようと声かけようとしたら走ってったじゃん。そのあとからAきたからA乗せてあげた。
ごめんね〜歩いてね、きょも。」
そうじゃない！そっちじゃない！
別にお前の後ろに乗りたいわけじゃない。
「そうそう、大我夏休み中ずっと家いたんだし。樹と違って真っ白！ちょっとは焼けな〜！
はい樹、出発！」
樹「はーい！って、なんでAときょもが仲良くなってんの！？」
「はいその話はあとあと！」
樹の背中をバシッと叩く。
樹「いって！」
樹は納得いかない顔で自転車を漕いでいく。
俺がAと一緒に学校行きたかったのに
やっぱり樹は要注意人物だ。
そのまま2人が行ってしまったせいで
思いがけず北斗と2人きりになった。
北斗は本を読んだままこっちを全然見ないし
もう一回走る？
朝からもうそんな無駄な体力使いたくない。
高地「Aってすごいね。
きょもともあんなに喋るようになったの？
ジェシー並みのコミュ力の高さだね。」
大我「コーチー！」
後ろから高地が追いついてきて
俺はこの瞬間高地の事が神様に思えた。
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しなもん(プロフ) - 更新ありがとうございます！切ない北斗君も見てみたいなあっていう勝手な思いです笑次の更新も楽しみにしています！ (2018年8月29日 1時) (
レス) id: 34b259618c (このIDを非表示/違反報告)
無名ちゃん(プロフ) - しなもんさん» コメントありがとうございます。当初は北斗君の予定でしたが話を進めるにつれて私自身も迷っている最中で…その辺も含めて楽しみにしていだけると嬉しいです(^^) (2018年8月27日 21時) (レス) id: 212194d3a4 (このIDを非表示/違反報告)
しなもん(プロフ) - 初コメ失礼します！更新とても楽しみにしています。勝手ながら大我落ちで期待しています！ (2018年8月25日 12時) (レス) id: 34b259618c (このIDを非表示/違反報告)
無名ちゃん(プロフ) - 千明さん» ありがとうございます！更新頑張ります(^^) (2018年8月23日 19時) (レス) id: 212194d3a4 (このIDを非表示/違反報告)
千明(プロフ) - 初コメです!!こうしんが待ち遠しいです!! (2018年8月23日 10時) (レス) id: e60e9bf1ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無名ちゃん | 作成日時：2018年8月22日 1時
