太宰さんの反応が気になるんです

太宰さんになぜ心中しようと言わないのか聞いてみました ページ2

私には最近嫌なことがある


それは太宰さんに心中に誘ってくれないのだ！


別に死にたいわけでわない……でも嫉妬はしてしまう！


どうすればいいのか……
ここは素直に「心中に誘ってください」と言えばいいのか？


敦「夜桜さん！？」


貴「いっ…」


電柱にぶつかってしまった……


敦「大丈夫ですか！？」


貴「大丈夫だよ、ありがとね」


敦「電柱にぶつかるって……」


貴「いや……違うんだよ、実はね太宰さんは私には心中に誘ってくれないなって……」


敦「確かに……」


貴「でね、私はもうすぐ捨てられるんじゃないかなって……」


敦「それはないと思いますよ。太宰さんは夜桜さんに惚れてますし……それにもしかしたら死んでほしくないんじゃないんですか？」


貴「そう……なのかな……」














でも敦くんは死んでほしくないんじゃないかといった……なら気持ちを確かめなければならない
貴「太宰さん、私を心中に誘わないのって死んでほしくないからですか？」


太「急にどうしたんだい？」


貴「太宰さんが美人な女の人に心中を誘ってるのをみて、なんで私は誘われないんだろうって……」


太「不安になったのかい？」


貴「はい」


太「好きな人には死んでほしくない。とうぜんだろう？」


それを聞いて少しだけ嬉しかった


まぁでも……
もう少し美人な人に話しかけるのは控えていただきたいものだ

【黒の時代】太宰幹部の補佐になってみた(前編）→←太宰さんに好きと言ってみました

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す