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重side
...なんか神山くんの家に泊まることになった
一応おかんには連絡を入れたけどさ、
なんでこないに優しくしてくれるんやろーね?
さっきまで握られていた手が熱い
重「お邪魔しまーす」
リビングに入ると2人のちっちゃい子が俺に飛びついてきた
妹ちゃんと弟くんらしい
神「ごめんな?びっくりしたやろ笑」
『なぁなぁ!兄ちゃん名前はー?』
重「えーと...重岡大毅、です...ぐえっ!」
『じゃあ大ちゃんやっ!!』
弟くんにタックルされるように抱きつかれたから変な声出てもうたやんか!!
妹ちゃんは大ちゃん、なんて可愛いあだ名を付けられた
神「もー重岡くん困ってるやんか笑
やめたって?笑」
重「神山くん止める気ないやんかー!汗」
でも、なんかわちゃわちゃしてて楽しそうなご家庭やった
神山くんはおとんが居らんらしい
実は俺のとこもおとんがおらんから、なんか親近感...
『じゃあお二人さん、ご飯できるまで部屋に居ったら?
出来たら呼ぶからな?』
神重「はーい」
ご飯ができるまで神山くんのお部屋で待つことになった...って、好きな人の部屋に居って落ち着けるわけないよね。
んー無理☆
神「...?部屋、入らんの?」
重「す、好きな人の部屋とか...死ぬ...」
神「ふは、何やねんそれ。ほらっ、」
手で顔を隠して動こうとしなかった俺を引っ張って無理やり部屋に連れ込んだ神山くん
その衝撃でぼふっ、と何かに倒れ込んだ
...ベッドや。
ベッド???!!!!
神「なんで顔赤くなってんねん笑」
重「だって...ベッドとか...っ!!」
ベッドの傍で笑ってる神山くん
いや、いやいやいやっ!!皆さんわかります?
好きな人のベッドに寝っ転がれるとか幻ですよ?
てか、見渡して気付いたけど、
重「部屋、綺麗やね...」
神「んー、そぉ?でもこまめに掃除はしてるからね!」
重「すげ...尊敬やわ、」
って、よく俺普通に会話出来たね!!
偉いっ!!!
重「なぁ、神山くん、」
神「なに?」
重「ぎゅう、してもいい...?」
...はっ?!!?
何言うてんの俺!!!!
なんかよくわからん事口走ってもうた...
何とかして別のこと言わないと、なんて焦って考えていると...
神「...ええよ?」
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べりー。(プロフ) - でめきんぎょ。さん» わああああ!!!!!ありがとおおおお!!!!!!!すっごくよかった!!新作楽しみ!!!!!!! (2019年12月28日 11時) (レス) id: b8186578f8 (このIDを非表示/違反報告)
永都(プロフ) - 書いてくれてありがとうー!新作楽しみー! (2019年12月28日 0時) (レス) id: 9239ffba0f (このIDを非表示/違反報告)
でめきんぎょ。(プロフ) - べりー。さん» 頑張るぅぅぅ!!!!!!!!!!! (2019年12月21日 0時) (レス) id: 60a09879ca (このIDを非表示/違反報告)
べりー。(プロフ) - でめきんぎょ。さん» やったぁぁぁぁ!!ありがとおおおお!!!!!!!待ってるねえええええええ!!! (2019年12月21日 0時) (レス) id: b8186578f8 (このIDを非表示/違反報告)
でめきんぎょ。(プロフ) - べりー。さん» 了解!!タメ語で良いよー!!! (2019年12月21日 0時) (レス) id: 60a09879ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:でめきんぎょ。 | 作成日時:2019年10月22日 16時