正反対なはずでした。〔JW赤×JW緑〕 (ページ15)

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神side

ここで、重岡くんが全て吐き出してくれなきゃ爆発しちゃう、

ちゃんと、息抜きしなきゃ、ダメになる...

神「...お願いっ、」

いつも、何かがおかしい気がしたんだ。

無理に作り笑顔だってしてたし、

不安そうな顔だって、何回も見た。

でも、見て見ぬ振りをしてきた。

それも今日で終わりにしよう。

しっかり、正面から重岡くんと向き合うんだ。

重「うぅっ...、かみやまく...っ、！」

神「俺はここにおるから...」

ストッパーが外れた重岡くんはずっと俺に抱きついて、肩に顔をうずめて泣いていた

そんな重岡くんの頭を俺はずっと、優しく撫で続けた

.

.

重「ん、もう大丈夫っ！！」

神「...なんか、このまんまじゃ帰されへん

俺ん家泊まってってや、」

つい、そんな事を口走ってた

だって、重岡くんがあまりにも儚く笑うから、

余計不安になるんや、1人になってもうたらどうなってまうんやろ...とか

重「えっ、そんな...大丈夫やで？」

神「嫌、俺があかん。」

半ば無理やり俺ん家に連れて帰った

空はもう、少しずつ夕日が沈んでいた

.

.

神「ただいま、」

『おかえり...って、どしたん？その子』

神「友達。ほっとかれへんくて持って帰ってきた」

『あらまっ！！じゃあ泊まっていってや！！

ご飯どーしよーか、沢山振る舞わなきゃやね！

それとお風呂も沸かしてあるやろ...

そんで...』

重「ありがとうございます...」

『ええねんええねん！！気にせんと泊まっていきや！！』

重「はいっ！！」

おかんが許可してくれて良かったわー..

急に連れて帰って来てもうたから拒否られたらどうしよーかと思ったわ笑

良かった...おかんのおかげで少しは元気になったかな、？重岡くん。

―――

みんな！！赤×緑だよ！！

もっかい言うよ！！赤×緑だからね！！！