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重岡side

女子「ねぇねぇ、だいきー!私達が初めて行ったあのお店行こーや♡」

大毅「うん、そーやな!」




………………はぁ、初めて行った店ってどこやねん



そんなん覚えてるわけないやろ、俺いろんな女と遊んでるし


お前がなんて名前かも分からんぞ


と声に出しそうになった


俺は今絶賛浮気中や


多分、Aにもバレてると思うけどな



なぜ、俺が浮気をするかって?それはな






ただ、Aに嫉妬してもらいたいだけなんや




俺はAが大好きや




でも、小瀧と仲良く話してるところとか見ると
俺が嫉妬して俺が負けたような気持ちになるんや



だから、俺も負けじと女子と話して、Aの反応が見たかっただけなんや







………ん?あれは小瀧とA…?


俺は今日は無理だとあの女に伝え体育館裏の近道を通って帰ろうとした時だった


A、泣いてるやん…


一瞬小瀧が泣かせたのかと思ったけど


何が原因かすぐに分かった




……………………俺やな。





あんなに泣いたところを見たことなかった




Aはそんなに辛い思いをしてたなんてことも全然知らなかった




A………。ごめん、ごめんな、謝るから

泣くなら俺の腕の中で泣いてや……

小瀧じゃなくておれの方見てや




ほんまに大好きやで……




と、心の中で呟いた



それを本当の言葉にする事は





俺には出来なかった

8→←6



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作者名:流れ星とオムライス | 作成日時:2018年9月23日 21時

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