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昔ら体が弱かった。
だから学校に行ける日はずっと保健室にいた。
仲良いひともいない。
でも唯一好きだったのは音楽の先生と両親。
先生は優しいけれど意地悪だった。
意地悪なことを世間では、「陰湿」と言うそうだ。
でもその先生はピアノをよく弾いていて、私に教えてくれた。
褒めるときに及第点だなって笑ってくれた。
私はあの先生の名前を知らなかったけれどあの先生は私のことをしっかり見てくれた
こんなこと言うのもあれだけど好きでほんっとに好きで大好きでたまらなかった。
他の生徒や先生と話してるのがいやで、
でも私のことを大切にしてくれた。
それだけでよかった
嬉しかった。
でもね、知らないよわたし
悪魔に連れて行かれるなんて。
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作者名：くじら | 作成日時：2023年9月18日 18時
