2話 ページ2
廊下で上がった息を整え教室の扉を開ける
みんなが私を注目し睨む人もいればヒソヒソと笑う人もいた
正直言って学校なんて行きたくない
先生がうざいなど授業が面倒だからって理由ならまだしも、私はそれとは別なのだ
自分の席に行くと机には沢山の油性ペンで書かれた落書きがあった
椅子に座り机の中にあるノートは切り刻まれていた
私はいじめられているのだ
理由はわからない
よくあるあの子ちょっとうざいよね？とか些細なことでいじめに発展するような事だろう
リーダー格である男子がいきなり肩を押し椅子から落ちる
「……っ！」
肘と背中を打ってひどく痛い
「お前目障りなんだよなんで学校来てんだよ」
周りは止める人はいなく便乗して笑う
私もこんなとこ来たくないし、単位の為に仕方なく行ってるだけ
「なんだよその目はｯ！！」
理不尽に怒りかかろうとする
しかし誰かに拳を受け止められ殴られることはなかった
「やる覚悟あるならやられる覚悟もあるだろうな？」
緑色のフードを被った男子が言うと慌てて自分の席に戻った
「ありがとナワーブ」
「おう、いつでも言えよな」
ニカッと笑いくせ毛の髪をぐしゃぐしゃ撫でひどくする
このあともナワーブのおかげで助かった場面もあったがいないときに沢山殴られた
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かみきれ(プロフ) - 作者様、あなた神ですか…？お気に入り登録失礼します！ (6月9日 16時) (
レス) @page9 id: 1778223a4a (このIDを非表示/違反報告)
見知らぬ猫 - わー！ノトキャカッコいい…！素敵な作品が読めて良かったです！ (2022年11月6日 18時) (レス) id: 9c10c18c2c (このIDを非表示/違反報告)
Eli - 間違えました！！幸せになれる未来でした！！！すみません (2020年2月14日 21時) (レス) id: 1d01e49d2e (このIDを非表示/違反報告)
Eli - もう夢主ちゃんが幸せになれぬ未来が見えますね!!もうわかっています！！！ (2020年2月14日 21時) (レス) id: 1d01e49d2e (このIDを非表示/違反報告)
月虹の夢 - 最高です (2020年2月2日 19時) (レス) id: fc2081acba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：救助狩全一 | 作成日時：2020年1月14日 12時
