雑草が10本 ページ10
「…………」
部屋のど真ん中に立って目を瞑っている
ん？変人？
うっさいよ
「………………
ﾋﾟｺﾝ
見つけた！」
思いっきり扉を開けて走る
すると我が愛しき人が……！！
「グルッペーーン！！！」
「う、Aか」
今度は避けずに後ろから勢いよく抱きついて彼の背中を顔でスリスリする
「グルッペンの匂い……幸せ」
ドン引きしたような感じで笑っている
そんな笑い方も好きですよグルッペン♪
「Aちゃん俺を忘れていないかい」
隣を見ると糸目でトルコ帽子を被ったマンちゃんがいた
「あ、マンちゃんもいたんだ」
「やっぱり！ひどいAちゃんには今日のお茶会に誘ってあげないめう！！」
めうめうと怒るマンちゃんを無視して未だに顔をスリスリする
別にまた今度お茶会すれば良いも……
「そうか今回のお茶会には参加しないのか
しょうがない他の奴らを誘うか」
シュンと効果音が付きそうな程グルッペンは落ち込んでいる
ん？まさか今回のお茶会はグルッペンも参加するのか！？
「お茶会に参加したい！いえ参加させてください！！」
マンちゃんの目の前に正座してお願いする
するとマンちゃんの顔がみるみる意地悪な笑みに変わっていく
「えー……だって俺を忘れていた人に参加させるのもなー」
「いえ、忘れてなどおりませんオスマン様！
貴方のような素晴らしい方を忘れるわけありませぬ！！」
「でもな……」
「じ、じゃあ今度１日10個限定のフルーツタルトを買います」
「よし乗っためう！」
「え？ああああぁぁぁぁ言ってもうた！！！」
自分が言った言葉を思い出し頭を抱える
マンちゃんは嬉しそうにガッツポーズをしている
「幼馴染みのせいなのかAちゃんはシッマと似ているから
単純で分かりやすいめう」
くそぅ！コネを恨んでやるうぅ！
「ヘブシｯ！誰か噂したか…？」
お茶会に行くよと手を差し出されてその手を重ねる
しかし私はグルッペンをジーｯと見る
「あ、私もか……お嬢さんお手をどうぞ」
グルッペンの手も乗せて二人にエスコートされる
今日はどんなお茶会になるのやら
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* FRISK(プロフ) - グルちゃんの一つ一つの行動とかセリフで自分が自爆しかけましたわ． (2019年6月9日 3時) (
レス) id: 3dcbd16799 (このIDを非表示/違反報告)
ユズノキ(プロフ) - なう@紺狐さん» コメントありがとうございます！はい、確かにこのときはグルッペンでいっぱいです。しかし後々読んでいくと二人の優しさに気持ちが揺らいでしまってグルッペンが本当に好きかどうか分からなくなってしまいます。 (2018年4月30日 7時) (レス) id: fa4eb191f1 (このIDを非表示/違反報告)
なう@紺狐(プロフ) - ゾムもショッピ君もそうだけど、何より12話のグルッペンが夢主のこと自分の髪形にするところ想像して私の中はグルッペンでいっぱいなんじゃ…(まだそこまでしか読んでないんで進展が分からないのですが気持ちが抑えられませんでした…すいません) (2018年4月29日 23時) (レス) id: ab8a1fba48 (このIDを非表示/違反報告)
ユズノキ(プロフ) - みるくれーぷ。さん» コメントありがとうございます！ショッピくん良いですよね！ショッピくん落ちがあんまり少ないのでもっとショッピくんにキュンキュンできるようにかいていけたら良いなと思っています！ (2018年4月29日 9時) (レス) id: fa4eb191f1 (このIDを非表示/違反報告)
ユズノキ(プロフ) - ふぃよーるどさん» コメントありがとうございます！私も個人的に総統と夢主のやりとりが大好きです！今後も総統を絡めてイチャコラできたら良いなと思っています！←主旨ちゃう (2018年4月29日 9時) (レス) id: fa4eb191f1 (このIDを非表示/違反報告)
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