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貴｢んん、ふわぁ〜…｣
気持ちのいい朝を迎えて目を開ける
ほんの少しだけ見慣れた松野家の天井を見てやっぱり安心感を覚える
出かける支度をしようと体を起こすと既に一松くんの姿がない
貴｢あれっ？｣
家の中を見回してみてもどこにもいない
すぐに支度して一松くんを探してみよう
春らしい淡い色のワンピースに袖を通しメイクをして
まだ少しだけ肌寒い街の中を歩いてみる
猫｢にゃ〜｣
貴｢！｣
角から出てきた1匹の猫が着いてこいとでもいうようにしっぽを揺らしてこちらを見ている
そういえば、一松くんって猫が好きなんだよね？
この子が一松くんのところまで連れてってくれたりしないかな？
そう思いながら着いて行った先に見えるのはとても見覚えのある紫色のパーカー
貴｢一松くん？｣
一｢えっ、なんでここに…｣
貴｢起きたら一松くんいなかったから探しに来たの、それでこの猫ちゃんが教えてくれたんだ｣
一｢そうなんだ｣
貴｢うんっ｣
貴｢ね、一松くん、今日よろしくね！｣
一｢……うん｣
態度はいつも素っ気ないけどこうやって猫のお世話してるときの優しい表情はギャップがすごい
一｢今日、1日ここには来てあげられないから今のうちにと思って早く起きた、まぁまさかAに探されるとは思ってなかったけどね｣
貴｢起きていなかったら探すよ〜｣
一｢…あっそ｣
ぶっきらぼうに言い放つ一松くんだけどほんとはすごい優しいの私だけじゃなくてみんな知ってるからね
一｢A｣
貴｢ん？｣
一｢まだ何も食べてないよね、おなかすいたでしょ？｣
貴｢あっ、そ、そうだね｣
一｢そこのファミレス、24時間営業だし入らない…？｣
貴｢…うんっ！｣
一｢…ねぇ｣
貴｢？｣
一｢ごはん食べ終わってちょっとしたらそのままいく？｣
貴｢あっ、もう一松くんも支度大丈夫？｣
一｢うん｣
貴｢じゃあそうしよっか！｣
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みなみ(プロフ) - ぱーぽるさん» 読んで頂きありがとうございます！初の作品ということもあって至らない部分もたくさんあるとは思いますがこうやって感想いただけてとてもありがたく思っています！これからも読んでいただけると嬉しいです！よろしくお願い致します！ (2020年2月16日 9時) (
レス) id: a238622502 (このIDを非表示/違反報告)
ぱーぽる(プロフ) - 6つ子最高！読んでて妄想してめっちゃニヤニヤさせて頂きました。(笑)これからも応援してます、頑張って下さいね！(^o^) (2020年2月14日 19時) (レス) id: 6f25f1091f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風夜みなみ | 作成日時：2020年1月27日 21時
