29 おそ松 ページ30
もうすっかり日も落ちて遊園地中のライトが綺麗に光る
そうそうこの時間待ってたんだよね〜！！
お｢Aっ！行くぞ！！｣
貴｢えっ、どこに？｣
お｢いいからいいから！｣
貴｢ま、待って！｣
はぐれちゃわないように手だけはしっかり繋ぐ
Aが俺の手を握り返してくれることがすっげー嬉しかった
お｢夜の遊園地ならこれはかかせないよな！｣
貴｢観覧車？｣
お｢こんだけたくさんライトがついてんだ、上から見たらきっと綺麗だろ？？｣
貴｢そうだねっ！｣
キラキラと虹色に煌めく観覧車に乗り込むと思った通り下に広がる景色がめちゃくちゃ綺麗だった
貴｢わー！！！すごい綺麗〜！！！｣
お｢だな！｣
お｢…なぁA？｣
貴｢うん？｣
お｢今日1日ありがとな、すっげー楽しかったよ｣
貴｢私も、楽しかった！｣
お｢そっか…あー、家帰りたくね〜(笑)｣
貴｢わかる、私もだよ｣
お｢じゃあさ！またうち来ねぇ？なんかさ、Aがいるとうちの雰囲気すっごいいいんだよ｣
貴｢え、いいの？私も前おそ松くんちすごい居心地良くて楽しかったからまた行きたいな〜って思ってたんだ〜｣
お｢おっ！ほんとに！じゃあ、またお泊まりだなー！｣
貴｢えへへ、嬉しい｣
一人きりの部屋に帰すなんて無理だったし、いくら俺が本命の相手に奥手だったとしてもAんち泊まっちゃったらいつも隙だらけで無防備なとこ見せられて襲っちまわない保証はないからな…
にしても俺らのことほんとに信用してんだな…
普通だったらそんな即答なんてしないんだよ
…もしかして俺らの中の誰かのこと…
貴｢ねぇ、おそ松くん｣
お｢ん？どした？｣
貴｢もう、1日が終わっちゃうね｣
お｢そうだな…｣
貴｢早いなぁ…もっと1日長かったらいいのにね｣
いやだからそういう期待させるようなこと言うなよ〜…
すきだって言っちゃいたいけどそんな度胸なんてねぇし…
……今は無理だけどいつか俺に惚れさせて弟たちからもそのへんの男からも奪い取ってやるからなー…！
お｢俺もAといると1日すげーあっという間に終わってるよ、今日もそうだった、けどやっぱそんだけ楽しかったんだなーって思えていいよな〜｣
貴｢！うん、そうだね｣
お｢あ、やっと笑った、お前はそっちのがいいよかわいい｣
貴｢！？///｣
あー、やべ、かわいいとか言っちまった〜…
でもこの真っ赤な顔見れたら満足だな
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みなみ(プロフ) - ぱーぽるさん» 読んで頂きありがとうございます！初の作品ということもあって至らない部分もたくさんあるとは思いますがこうやって感想いただけてとてもありがたく思っています！これからも読んでいただけると嬉しいです！よろしくお願い致します！ (2020年2月16日 9時) (
レス) id: a238622502 (このIDを非表示/違反報告)
ぱーぽる(プロフ) - 6つ子最高！読んでて妄想してめっちゃニヤニヤさせて頂きました。(笑)これからも応援してます、頑張って下さいね！(^o^) (2020年2月14日 19時) (レス) id: 6f25f1091f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風夜みなみ | 作成日時：2020年1月27日 21時
